アルバム2曲めは、三波春夫さんの「船方さんよ」です。
初カバーは2002年の「演歌名曲コレクション2〜きよしのズンドコ節〜」でした。
https://m.youtube.com/watch?v=2JT4m55pTQw
2014年盤はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=5TlMQfi9kGg
この二つのパターンは随分印象が違いますね。Kiinaは「前回は高音ギリギリまで張って歌っていましたが、今回は特に低音部分をしっかり歌い上げるようにしており、音域が広がったと思っています」とお話ししています。
確かにそうかもしれません。低音部をしっかり響かせることで、歌全体に地に足がついたような安定感が生まれるのだと、コロムビアでひばりさんの担当ディレクターをされていた方も指摘されていました。
2002年ver.の方は、「船方さんよ」という曲自体が歌詞の内容より調子の良さを楽しむ歌という面もあり、「今はこの歌い方でいいよ」と当時のスタッフの皆さんもKiinaの張りのある高音を存分に出させてあげていたのではないでしょうか。
ある意味、若さの特権として。