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氷川きよしについて ★ by とねりこ

☆サーカスの唄〜Kiinaの歌声を味わい尽くす206

アルバム7曲めからはカバー曲です。昭和8年発表の松平晃さん「サーカスの唄」。Kiinaの歌唱はこちら

https://m.youtube.com/watch?v=k1_CZFAygmY

歌詞はオリコンより。

https://www.oricon.co.jp/prof/246399/lyrics/I108016/

 

いわゆる懐メロの中で「青い背広で」と並んで大好きな唄です。

ままずは歌詞。そしてKiinaの歌唱。

この曲は、昭和8年、世界一の動物調教を誇るドイツのハーゲンベック・サーカスが来日し、日本国中で異常な人気を得たことから作られたそうです。日本ではそれまで曲馬団と呼んでいたものが、これを機にサーカス団と名乗るようになったとか。

「サーカス」という響きも新鮮だったのですね。

 

西条八十さんの歌詞、「月も冴えます 心も冴える」や「朝は朝霧 夕べは夜霧」といった対句の巧みさを見ると、「本当に言葉を操る天才だなぁ」と思います。きっとさほどの苦心をしなくても、こういった言葉がスルスルと湧いて出てくる方だったんでしょうね。

 

そして、Kiinaの歌声。サビの「とんぼがえりで 今年もくれて」の声がたまらなく好きです。伸びやかな高音の中に不思議な甘さとそこはかとない哀感が感じられます。

 

Kiinaの歌声を宝石に喩えると、透明で冷たいダイヤモンドではなくホワイトオパールの感じかな?と思います。

石の中に様々な色の結晶が閉じこめられて、光の当たり具合や見る角度で色々な世界を見せてくれるような。

 

「サーカスの唄」は、Kiinaは何度かステージでも披露していますが、少しコブシが入り過ぎているかな?

素直に歌い上げたこのアルバムの「サーカスの唄」が、私は一番好きです。

 

余談ですが、ノンフィクション作家の沢木耕太郎さんが東北新幹線のフリーマガジン「トランヴェール」に長い間「旅のつばくろ」というエッセイを寄せてらっしゃっていて、実家に帰る新幹線で沢木さんの旅の物語を読むのが楽しみでした。

コメント一覧

サファイア
こんばんは。
せりさんの所感と、ほぼ同じ事を感じました。 哀愁が感じられる、何か寂しい曲です。
でも、そこが魅力でもあるのですが・・・。
元布団の中のお母さん
今日は、処暑との事ですが」、残暑も、コロナもまだまだ油断なりませんね~
とねりこさん、お孫さん方は、お元気になられましたか~
ご家族三人での新盆ご供養お寂しかったとお察ししております
又、弘前から新潟への歌碑巡り旅での、大きな虹に遭遇されたのは、ご褒美と同時にお慰みになりましたね~

☆サーカスの唄といえば、
BS103で、不定期的な番組でしたが、「昭和の歌人」です
八王子オリンパスホールでの西条八十特集で、『いい歌詞があるから、いい歌が出来る〜』
そして、10年余のキャリアをつんだ氷川きよしという存在感のある歌声に、会場中が包まれていました
由紀さおりさん、石澤アナの落ち着いた司会も、素晴らしく、この様なじっくり歌を楽しめる番組が有ったのも、氷川きよしあってこそでしたね~♡⁠
たかゆう
スミマセン、
天路の旅人でした…
お空に行っちゃったら大変だ💦
たかゆう
列車の中で読む
沢木耕太郎さんなんて最高ですね‼︎
憧れの人です!
あの時代、男だったらのぼせあがって放浪の旅に出ていたくちかもしれませんw
最近は天空の旅人が良かったです!
旅のつばくろは単行本になっているのですね、読んでみます。
沢木さんのお名前を目にして嬉しコメントしてしまいました。
さて、
kiinaは今頃どの辺りを旅しているのでしょうね?
せり
おはようございます。「サーカスの唄」哀愁のある歌ですね。昭和初期このころのサーカス団や旅芸人や越後獅子など各地を回って芸を披露する人たちの唄はみなそうですね、華やかな表の裏にある影の哀愁。今のサーカス団はどうなんでしょう、いろいろ環境も変わってきたのかな。kiinaの哀愁を帯びた素直な歌声もいいですね胸に沁みます。
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