アルバム3曲めは「春嵐」です。Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=MxkSxPFY5_Q
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/147062/
私の中では、「春嵐」→「男花」→「限界突破×サバイバー」という、演歌→ロック演歌→ロックへという系譜の出発点のようなポジションとして考えていたのですが、今改めて曲だけを聴いてみると、メロディーもKiinaの歌い方もほぼ100%演歌でしたね。
それでも、桧原先生がKiinaに提供してくださった作品の中では攻めた曲になっている方だと思いますが。
どうやら「春嵐」がKiinaのロック調の出発点だと私が認識した元になっているのは、メロディーそのものよりエレキギターを使ったアレンジと、何よりプロモーションビデオでKiinaがまとった赤と黒のサテンの衣装のせいだったようです。
「アレンジが上がって歌入れの時に、すぐにインスピレーションが湧いて、赤、黒、サテン生地の衣装、風、躍動感…と頭に映像、カット割まで自分の中に構成することが出来た」とKiinaが解説しています。
とにかくPVがカッコいい!
スローモーションもカメラの逆回しもKiinaのポーズも表情も、何もかもがカッコ良すぎて、今だに私のスマホの待ち受けは「春嵐」のKiinaです(笑)
石倉先生のアレンジが、Kiinaの意識の底で眠っていたロック魂を呼び覚ましたのかもしれませんね。
ファンの間でも人気の高い曲です。2017年に中野サンプラザで行われたFC限定のリクエストコンサートでもセットリストに入っていましたね。