2007年5月9日、「きよしのソーラン節」と「あばよ」の2曲が同時発売されました。「一剣」の発売が2006年3月15日でしたから、1曲で1年2が月頑張ったことになりますね。それもあっての2曲同時発売だったのでしょうか。
こちらは「きよしのソーラン節」です。
https://columbia.jp/artist-info/hikawa/discography/COCA-15980.html
Kiinaの歌唱はこちら↓
https://m.youtube.com/watch?v=XpkceFyksuM
歌詞は歌ネットより。
https://www.uta-net.com/song/53482/
2曲同時発売ということで、均等に力を入れるためでしょうか、「ソーラン節」は炎の赤、「あばよ」は海のブルーと、CDのジャケ写も衣装もテーマカラーをはっきり分けていました。
「ソーラン節」は炎をイメージした真紅のフロックコートで、MVは花柳糸之先生に振付けをしていただいたんでしたね。
手取り足取りの振り写しで、花柳先生に「ほら、やってごらん」と言われている映像があったような…
「ドッコイショ」「きよし!」「ドッコイショ」「きよし」の合いの手と、間奏に入れる「あソレ」「あヨイショ」が楽しい曲でした。
Kiinaがこの時の演歌雑誌のインタビューで「『ソーラン節』では物事の道理を伝えたい」と答えていましたが、松井先生の歌詞はまさしくそれを突いていますね。当たり前のことほど、その本質を見逃しがちだという。
この頃はまだ家族にKiinaにハマっていることをカムアウトしていなかったのですが、テレビでKiinaが「ソーラン節」を歌っているのを見た夫が「背筋伸ばせば 遠くが見える 見えりゃ広がる 人生が」の部分で、「当たり前のことじゃない」と鼻で笑ったのが、超ムカつきました。
当たり前のことを忘れているから、みんな前を向いて歩けなくなるんじゃないですか。
当たり前のことを歌詞に出来る松井先生はやっぱり凄い!、と本当は夫に諄々と解説したかったです。
この年は、レコード大賞優秀賞も紅白歌唱曲も「きよしのソーラン節」でした。
紅白での気迫の歌唱。最後は力を出し切って膝から崩れてしまいましたね。
司会の中居君が思わず「凄かった〜!」と言ってくれたのが嬉しかったです。