残念ながら、明日外せない仕事があって泊まりがけでなく日帰りでの博多座昼夜参戦になりました。
ババロアさんとエクレアさんのバトルは回を重ねるごとに烈しさを増していくようで、夜の部ではエクレアさんは笑ってセリフが出てこなくなるわ、ババロアさんはメガネが外れるわ。愛原実花さんは、良い意味で「宝塚の元娘役トップ」というレッテルを剥がされたように思います。ババロアさんとの対決だけでなく、どのシーンでも明治座の時とは別人のようなコメディエンヌぶりです。
夜の部では、マドレーヌ奥さまが引き上げられる時に、皆さんが一斉に「お休みなさいませ」とご挨拶しているのに、ひとりバウムクーヘンさんだけ「おはようございます」と言ってしまって(けっして受け狙いでなく)、客席爆笑でした。
日に日に進化を遂げていく「ケイト・シモンの舞踏会」ですが、やはり圧巻は2部のコンサート。
あれだけの熱演の後で、1時間も休憩しないうちにどうしてこれだけ一曲一曲素晴らしい歌声を届けられるんだろうと、何回劇場に足を運んでもまたゼロから感動してしまいます。
そうそう!コンサートでの西さんとのトークでこんな面白いやりとりが。
以前はKiiちゃんのお部屋で西さんとお酒を飲むことがよくあったそうなのですが、「西さん、呑みながら横になって寝ると頭が浮いてるでしょう?あれ、なんで?」
「首が短いのと、体に厚みがあるからです!」
と、西さん実際にステージの床に寝そべって実演してみせると、Kiiちゃんも総スパンのキラキラ衣装で床に。
思わず「Kiiちゃん!お衣装が汚れる!」と小さな声で叫んでしまったのを、お隣の方に聞かれてしまいました(^_^;)
夜の部は本編の最後までは聴けるかと思いましたが、そんな風に西さんとのトークが盛り上がりまくりで大幅に押してしまい、「甲州路」までしっかり聴いた後(「甲州路」が始まる前にトイレに立たれた方をKiiちゃんが「新曲なのに」とすごく気にしていたので、立つに立てなくなりました)ズンドコの前に劇場を後にしました。
アンコールまでは聴けませんでしたし、千穐楽のチケットも泣く泣く手離しましたが、ふるさと福岡で伸び伸びとステージを楽しむKiiちゃんを見られただけでも幸せです。
博多座の幟は、「博多座」とKiiちゃんのが劇場正面に、他の皆さんのは劇場横側に立てられていて、Kiiちゃんの幟はほとんどの時間が裏返しに。
やっと表側になった瞬間を逃さず撮りました。