
落語デビューで心はウキウキ


今回は



やっぱりここは着物でびしっ


歌のコンサートとは全然違う雰囲気の中、お囃子の音で始まりました

まずは前座の『立川春太』 牛ほめ


よく通る澄んだ声はこれから楽しみな噺家さんになる予感

お初の私には見るもの、聞くものすべてが珍しい・・・座布団が通常よりもとても大きなサイズであることや、話し終わったら座布団をひっくり返しておくことなど・・・いや~まさに面白い

談春さんの演目は男女の縁をコミカルに語った『宮戸川』

羽織をするりと脱ぐ姿に粋を感じました

次に師匠の立川談志さんの苦労話(これが面白くって大笑い

仲入りでお休みが入って最後は談春さんの十八番『芝浜』 これは飲んだくれの旦那が大金を拾ったのを、しっかり者のおかみさんが夢だと言いくるめ、働き者の旦那に変えて3年後に告白するという、ちょっとホロリ


いや~



談春さんの口から発せられる言葉は、まるで生き物のようにトーンが変わって、リズムがあって、セリフ一つ一つが音楽のようで心に沁み入りました

前に見た歌舞伎も最高やったけど、落語も最高でした

日本人に生まれてきたんやもん。 伝統芸能を楽しむのもええもんですよ~

