S.E裏千家茶道教室 お茶のひと時

つれづれなるままにパソコンに向かいて
心にうつりゆく茶道教室の話題を書きつくれば。。。。

織部の菩提寺、”興聖寺”

2024-04-15 18:18:12 | 紅茶、茶道&マナ-のお話

桜も散り始めた4月13日、TVで枝垂桜を紹介していた”興聖寺”に寄せて貰う。

桜の咲き始めた頃は、娘と孫が滞在しており毎日がバタバタ。

何とか鴨川の桜を見ただけだったので、ようやく一人で桜狩り。

この処の上昇気候で、散ったかもと・・・心配していたけれど、何とか満開の桜に出会えた。

おまけに普賢桜も同時に鑑賞で嬉しい限り。

 

こちらのお寺は別名織部寺とも呼ばれ、織部の菩提寺であり、織部好みの茶室”雲了庵”もある。

最近、台目席が気になっており、丁度この茶室も三畳台目で感動してパチリ~~。

何気なくネットを見ていたら、藪ノ内家燕庵の間取りが出ており、この雲了庵と同じ。

燕庵は織部から譲り受けた茶室との事。納得!

こちらのお寺には苦い過去がある。

何年か前、本を頼りに何気なく織部忌に寄せて貰い、なんだか最後まで居座り、確かお献茶迄見せて貰った気がする。

おまけに水菓子のお土産まで頂いてしまった。

本来ならば、藪ノ内家に大いに関係のある方々の参列だったと思う。

面目ございません<m(__)m>

*古田織部は利休に茶を習い、徳川秀忠へ茶の指南をしたが、大阪の陣では内通していたと一族は死を賜り、本人は73歳で自刃した。初代藪ノ内の嫁が織部の妹である。

昨日の茶席は藤村庸軒の娘婿(久寿美疎庵)の茶杓が出たり、本日は道安の弟子、壁塗土斎の茶杓だった。

茶碗は、安土桃山時代の斑唐津。びっくり~~(*_*)。

お茶は本当、歴史が詰まっている。ささやかな茶席料でこんな歴史にある物を拝見出来なんとも贅沢です!!

 


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