「スモーク・オン・ザ・ウォーター」。
フォーク・ソングにのめり込んでいた当時の若者でもみんな知ってる曲だ。
そのリフがカッコ良くて、きっとフォーク・ギターで弾いてみたりしたことがあるんじゃないだろうか。
「Deep Purple - Smoke On The Water (Live, 1973)」
一度聴くと忘れられないフレーズ。
このフレーズがあったからロックを聴かないフォークオヤジでも知っている。
ヒット曲には欠かせないイントロ。
フォーク・ソングの中にも忘れられないフレーズを持った曲が沢山ヒット曲となっている。
「22才の別れ」なんかも絶対そうだ。
石川さんの、あのイントロがあって売れたんだと思う。
売れる曲作りには印象的なフレーズは欠かせない。
ところが渡さんの弾き語りでは前奏とか後奏が無いものが多い。
詩を聴いてもらいたいんで、ギターはいいんだよってな感じだ。
あくまで詩にこだわったシンガーだった。
ロックにはロックの、フォークにはフォークのカッコよさがそこにある。
渡さんがカッコよいかどうかは微妙だが。
かっこ悪いカッコよさといっておこう。