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DAY1111:マッちゃん



昨日のタニムラさんの中でも少し触れたマッちゃん


マッちゃんと云うてもワシが崇拝する松本人志の事ではない(笑)


何かもう20年前の事なんやけど、タニムラさんの事を描いてる中で想い出したんで改めてマッちゃんの事を描こうと想うて、今日のブログに至る。


20年前、当時勤めてた会社が港湾関係の仕事をする会社で…


ワシ、それ迄港湾の仕事なんかした事あれへんかったから、ホンマズブの素人で右も左も判らんかった訳。


まぁ、港湾の仕事が判らん人の為に云うとくと、所謂船への積み込みとか荷降ろし作業とかをする仕事。


国内向け、海外向けとの船があり…


積み込みした荷物が航海して、船内で荷崩れ起こさない様に、ラッシングやチョッキングっちゅう、荷崩れ防止の仕事をする、港湾大工と呼ばれる会社に居ったワシ。


10年勤めたその会社、リーマンショックで海外からの船(輸入船、輸出船)が入らず、仕事が激減して、喰えなく成ったんで辞めたんやが…


その一番最初の右も左も判らんペーペーのワシに港湾大工の仕事を1から教えてくれた謂わば師匠的な存在やったんがマッちゃん(本名マツバさん)。


当時ワシが20代後半の若造やった頃、マッちゃんは40代後半?位。


20も離れてる若造のワシに対して、ホンマアホの子に云う様に、丁寧過ぎる位に教えてくれたマッちゃん


当時、マッちゃんと一緒に仕事する事が多かったワシ。


マッちゃん、脚が悪くて跛引く様な人で、船内への昇り降りが多い港湾の仕事では動きに問題を抱える人やった。


で、口はよう動く人(喋り好き)で結構会社内でもそれに不満を憶えるヤツ等が多かったんやが…


ワシにとっては仕事を1から教えてくれた、師匠でありあり難い人。


まぁ、動きのイマイチなマッちゃんを結構助けたりもしたが…(笑)


そんな師匠的存在な20も歳が離れた大先輩本人に、マッちゃん呼びしてたワシ(笑)


ホンマこの人には港湾仕事でペーペーの頃に御世話に成った。


マッちゃん自身が喋り好きっちゅうのもあって、「いや、それは別に云うてくれんでも常識的に判るで?」っちゅう事迄、イチイチ丁寧に云うてくれる。


馴れて来ると鬱陶しく感じる事もあったが、右も左も判らんペーペーにはこう云う人の存在はあり難く、とてつもなくデカかったのを現在でも憶えてる。


その丁寧さ?ペーペーで生意気やった若造のワシに対しての丁寧語の対応等が、昨日描いたタニムラさんに何処か似てて、想い出したっちゅう訳。


ワシが10年勤めた港湾の会社を辞める前に定年に成って港湾の会社を辞めたマッちゃん


定年後も忙しい時に嘱託扱いで港湾の仕事には来て、チョイチョイ一緒に成る事があった、マッちゃん


ワシが港湾会社を辞めた後、唯一付き合いがあった、モリウチさんの話しでは、呆け(痴呆症)に成ったと聴いたマッちゃん


ワシ、この港湾の仕事、嫌で辞めた訳やないし、10年も勤めてた会社や仲間やから結構想い入れあんねんな…


キャラ濃いヤツ等(ワシより歳上ばかり)が多かったし…(笑)


モリウチさん、中国人から帰化したタンノ、同じく中国人から15年以上掛かって帰化したショウちゃん(日本名ノダ)、マッちゃんヨネやんオカやんあんちゃん


マッちゃんヨネやんは定年で会社を去り…


オカやんあんちゃんは高齢化で仕事が出来なく成り…


ショウちゃんは色々あって、会社を辞めたモノの嘱託(バイト)みたいな感じで、また会社に戻って来てるらしい。


当時ワシの居った時で残ってるメンバーはタンノモリウチさんのみ(ワシが辞めた後のモリウチさん情報)。


皆どうしてるかなぁ~?


昨年末にモリウチさんに戻ってけぇへん?と誘われたんやが、もうあれから(辞めてから)10年経ち、ワシが知る当時の面子から大幅に変わってて…


ワシとタメで辞める原因にも成った、トシヒロが現在その港湾の会社の社長に成った事もあって、その時は断ったワシ。


まぁ、別にその判断に後悔は全くないけど、あのリーマンショックがあれへんかったら現在でも恐らく港湾の仕事を続けてたと想うし…


続けてたらワシ現在どんな感じに成ってたやろ…?とは未だに時々想像する位の後ろ髪引かれる仕事やったわな?


ワシのして来た今迄の仕事で仲間仕事に恵まれた?愉しいヤツ等やと想えた唯一の仕事かも?


ホンマ、リーマンショックが悔やまれるわな。


仕事としては人に恵まれた、幸せな10年間やった気がする、ワシの港湾会社時代。


辞めてから、もう10年以上経つと想うと速いな~って想うわな。


一番ワシあの仕事が向いてた気ぃするわ、色んな仕事(職種)経験して来たけど。


しんどかったんはしんどかったし、汗だくの作業服のまんま帰って来て、しんど過ぎて横に成ったまんま、朝迄寝た事もあったけど…


今から想えば、そんなしんどさも含めてエエ想い出やし、何かやり甲斐?仕事としての充実感はあったわな。


仕事を憶えてからは、仕事に出るのが嫌やと想わへんかったし、現在みたいに土日は休みたいとか事ある毎に気分的に行きたないとか想わへんかった気がする。


まぁ、今後港湾の仕事みたいに感じる仕事とは出逢わへんやろな。


そう想えたのも最初のペーペー時代にマッちゃんっちゅう馬鹿丁寧で1から教えてくれる様な人と一緒に仕事したからやと想う。


ありがとう、マッちゃん


糞生意気で口が悪い弟子でしたけど、貴方のお陰で仕事に眼醒めましたわ、ワシ。


感謝の気持ちをせめてブログに残しとこうと想います。
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