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DAY1227:断ったった



実は、現在通う京都競馬場の現場。


土日のレースを通常開催しながら、レースがない平日、突貫工事的にワシ等が仕事してるんやが…


そこで、ハードな工期(スケジュール)で毎日2時間の残業の話しが少し前から耳にしてて…


で、ある日社長からその話しを直接聴かされ、どうしますか?と問われた時…


ワシ即座に断ったった(笑)


毎日2時間残業、それから京都の現場から会社迄帰るのに小1時間、会社から家迄チャリで30分…


ワシの脳味噌は一瞬にして計算した。


連日最短で家に帰れても20時半以降やと。


それから風呂入って、洗濯やら晩飯やらしてたら、もう自分の時間が全くなく、直ぐ寝なアカン事に成ると。


それを毎日やで?


朝は5時起き。


会社集合6時半。


そんな生活する程、残業代欲しくないし、ワシには残業するメリットが何もない。


まぁ、ワシが仮に所帯持ちやったとしても京都での2時間残業の選択はせぇへんやろな(笑)


で、結果、会社内でも残業派と定時派に分かれるとして、2台の車で行く事に。


残業班は1台の車で、定時班はもう1台の車に各々が載り合わせ。


毎日、それが1ヶ月以上続くと成ると流石にしんどいし、歳取ると蓄積疲労どころか日々の疲労すら回復し切れへん事が多く成る。


そんな状態で若し残業続きで体調を崩し、2、3日休む様な羽目に成ったら、そっちの方が会社的には困りませんか?と。


それやったら残業なしやけど毎日出続けた方が善くね?と。


それを社長に云うたら、確かにそうですね、と。


論理派の理屈に白旗やった社長(笑)


まぁ、こう云う問題って最初の出方が肝心やから。


最初に会社の云うまんま、イエスマンっちゅうトコを観せてまうと、それが当たり前、基準に成ってもうて、後から断れない状況を創ってまう。


会社からコイツは何云うても聴いてくれる人間やと想われたが最期。


やからこそ最初にコイツは断るヤツやと会社に認識させとく必要がある。


これは謂わば心理戦であり、駆け引き。


嫌なモン、納得行かへん事、理不尽な要求に関しては、イエスマンには成らず、ノーと云い切る事も必要。


っちゅう事で、流されずに残業を理屈付きで断ったったワシ。


持つべきモノは知性と脳味噌やな…


と、熟自画自賛した成る様な、入社間もない時期の出来事やった。
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