
◯ 画像も保存できるGoogle Keep、写真を撮ってメモすれば買い物で困らない。
Keepのメモには、画像も保存できる。既存の画像だけでなく、スマホでその場で撮った写真もOKだ。加えてKeepの描画機能によって、写真の上から手書きで文字や目印を自由に書き込める(図1)。例えば買い物の際に、事前に商品パッケージの型番部分を撮影してメモしておくと、何を買えばよいか一目瞭然だ。部屋の写真に寸法を書き込んでおけば、家具の購入時の参考になる。
図1、Keepでは写真付きのメモも簡単に作れる。写真の上から自由に手書きできるので、買い物などの際の覚え書きとしてもうってつけだ。
写真メモの作り方はいくつかある。Keepを起動してから写真を撮るなら「写真を撮影」、撮影済みの写真を利用するなら「画像を選択」を選ぶ(図2)。Googleフォトなど使い慣れた写真閲覧アプリで多数の写真から選択したければ、アプリの共有メニューから「Keepメモ」を指定する手もある(図3)。
図2、メモの一覧画面で画像のボタンを押し、これから撮影するなら「写真を撮影」、既存の写真を貼り付けるなら「画像を選択」を選ぶ(1)(2)。既存のメモに写真を追加することも可能。左下の「+」ボタンを押して、「写真を撮影」または「画像を追加」を選べばよい。
図3、撮影済みの写真の場合、写真閲覧アプリなどで表示して「共有」を選択し、「Keepメモ」を指定してもよい(1)~(5)。
手書きするにはメモ内の写真をタップ(図4)。右上のペンのボタンを押すと描画モードに切り替わり、写真の上から手書きできる。ペンの種類、色や太さは自由に変更が可能(図5左)。「選択」ツールを使うと描画部分が自動選択され、移動や拡大・縮小ができて便利だ(図5右)。
図4、メモの写真をタップすると右上に表示されるペンのボタンを押す(1)(2)。描画モードに切り替わり、画面下にペンや消しゴムなどのツールが現れる。ペンやマーカーを選択し、写真の上でスライドすれば自由に描画できる(3)(4)。
図5、選択中のペンのアイコンを押すと色や太さを変えられる(左)。なお、ウェブ版では格子線や横線の追加も可能だ。左端の四角ボタン(「選択」ツール)を選ぶと、描画部分を自動認識して移動やサイズ変更ができる(右)。
写真メモは、タイトルや説明を入力していなければ基本的にキーワード検索ができないので注意しよう。画像を含んだメモのみの表示は可能だ(図6)。
図6、文字を入力していない写真メモを探すときは、検索ボックスをタップし「画像」を選択すれば、写真付きのメモに絞り込める(1)~(3)。なお、文字の自動認識によって画像内の文字がキーワード検索できる場合もある。