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VLAN 徹底解説。③

◯「タグなしのタグVLAN」って何? 実はネットワーク機器の管理を支えている。

タグVLANを使う場合は、「ネーティブVLAN」の設定を確認しておきたい。ネーティブVLANとは、トランクポートでVLANタグがないフレームを受信した際に転送先にするVLANセグメントである。ネーティブVLANもIEEE 802.1Qで規定されている。多くのL2スイッチでは、デフォルトの設定としてVLAN IDに「1」を割り当てている。

 ネーティブVLANはネットワーク管理用に使われることが多い。というのも、ネットワークを管理するには、VLANタグを使わずにデータをやり取りするVLANセグメントが必要になる場合があるからだ。

 企業などが運用するネットワーク機器の中には、IEEE 802.1Qに対応していないものが含まれる場合がある。こうした機器は、端末やL2スイッチなどから受け取ったフレームに付いているVLANタグを、ネットワーク構成を確認する特殊なフレームの一部だと誤認する可能性がある。

 ネットワーク内にVLANタグを理解できないL2/L3スイッチがある場合、管理者が意図した通りにネットワークを管理できなくなる恐れがある。それを避けるためネットワーク管理用のVLANセグメントをネーティブVLANとしておくと都合がよいというわけだ。


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