5月6日
気になっていた「矢切の渡し」に行ってきました。
北総線の矢切駅を降り、ゆっくり歩いて10分くらいで伊藤左千夫「野菊の墓」の文学碑がある西蓮寺があります。
民さんは野菊のような人だったんですよね。
野菊のような人……残念ながら身近にはいません。
自分もそうです。昔も今も野菊ではありません(-_-#)
文学碑に刻まれた本の文面は、まさにこの景色です。ただ遠くに見える川向こうの高層ビルが違うだけです。
畑道(野菊の小道)を歩くこと20分。土手を超えると?ゴルフ場の先が矢切りの渡しです。
矢切からの観光客はほとんどいませんが、柴又からの人でいっぱいです。
こちらには何もないので、そのまま柴又側へ引き返すようです。
渡し賃は100円と聞いていましたが、本日は片道200円でした。
値上がりしたのか連休の特別料金なのかわかりませんが、何でも高い最近の相場から、安い気がするのが不思議です。
爽やかな五月の風と新緑と、このゆったりとした江戸川の流れと……日本人で良かった
5分ほどで柴又へ到着
寅さん記念館へ
中にはいると「男はつらいよ」のセットが保存されています
懐かしい昭和30年代の町のミニチュアがたくさん展示されています。
寅さんの独特な語り口は、心にすんなりしみてきます。周囲の人たちが騒動に巻き込まれて行くのがわかる気がします。
向かい側の山本亭
カメラ部品で財をなした山本さんの豪邸
今は葛飾区が管理していて中でお茶が飲めます。
寅さん記念館と山田洋次記念館と山本亭のセットで550円で観覧しました。
そして柴又帝釈天
上がって外側の廊下を見学すると、立派な木彫がたくさんあります。一部彫刻ギャラリー有料(400えん)庭園も別で有料(400円)です。サスガ!
かなりの贅沢をして、昼食に鰻
柔らかくて非常に美味しかったです
?
お土産に、有名な草団子と葛餅を購入
寅さんの町は、駅前広場の出店でビールや焼き鳥をつまむ人がいっぱい。
とても陽気な人情味あふれるまちです
柴又駅から帰途につきました
ちょうど良い日帰りコース。オススメです