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Victor HA-S800 リケーブルVol.2

2011年08月02日 | ポータブルオーディオ
前日からの続きになります。
では引き続き3.5mmステレオミニプラグの工作開始。
プラグは数個まとめ買いしてましたので今回もケーブル販売元と同じくオヤイデ電気 P-3.5Gを使用します。
接点部分に金メッキを使用、6mm径までのケーブル接続対応しています。
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オヤイデ電気 P-3.5Gの結線部は通常の3.5ステレオミニプラグと構成が少々異なりLeftとRightが逆なので注意します。
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次にアクセントにシリコンパイプを通します。観賞魚を置いてるホームセンターで数百円程度で売っています。
今回も自宅の金魚水槽に空気を送り出すパイプを拝借して1cm程カットして流用。
あってもなくてもかまいませんが無いより有ったほうがいいかも。
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先ほど通したシリコンパイプの上に5mm径の熱収縮チューブを被覆。
今回も余剰してるスミチューブF(Z)5.0mmを長さ25mm程度(適当)にカットして使用。
ワット数の高いドライヤーやライターとかでスミチューブを加熱収縮させます。
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始めに5mm径の熱収縮チューブ(25mm長前後)とプラグの金属柄部をケーブルに先に通して置きます。
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次にグランド(シールド)部から先にハンダ付け。
グランド結線部上面に予備ハンダします。冷めたらグランド(シールド)線を予備ハンダ上に乗せ予備ハンダを溶かして融着します。
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次にケーブルを画像のように倒してグランド金具にはめこんで両側から締め付けします。
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線に近いLeftピンにLeft線をハンダ付けし次にRightピンにRight線をハンダ付け。
2ヶ所のハンダ付け結線部が狭いですがプラグのネジ部の太さが線の収容スペースになりますので線長は最短が望ましいです。
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先ほど通しておいた5mm径の熱収縮チューブ(25mm長前後)とプラグの金属柄部をプラグ先端具まで戻し5mm径の熱収縮チューブをネジ部まで被せます。
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次にプラグの金属柄部を先端部にネジ込みます。
事後チェックする場合があるなら緩めでもかまいません。
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熱収縮チューブが金属柄部からはみ出た部分はワット数の高いドライヤーで熱を加えはみ出た部分のみ熱収縮させます。

ミニステレオプラグ工作編はここまで。試聴して問題なければ組み上げて終了です。
ビクターの密閉型ヘッドホンは音籠もりのする機種が多いですがご多分に漏れずこのビクターHA-S800も若干音籠もりするので次回で音籠もり対策と組み上げ終了まで進みます。