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AKG K404 リケーブル Vol.2

2011年07月23日 | ポータブルオーディオ
前日の続き。
次はiPod側に差すステレオミニプラグ(3.5mmプラグ)の工作開始ですよ。
用意したのはケーブル販売元と同じくオヤイデ電気製 P-3.5Gを使用。
特性の違うシルバーロジウムメッキ仕上げのオヤイデ電気製 P-3.5 SRHP もありますが全体コストを安価にしつつ音質向上がコンセプトなのでパス。
接点部分に金メッキを使用、6mm径までのケーブル接続対応してます。
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常用してるiPodを専用プラケースに収容しており通常品だとケースの厚み分キチンと奥まで差せないところですがこのプラグは先端部と金属柄の間に段差がありこの段差分がケースの厚み分を補うのがこのプラグの選択理由です。
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オヤイデ電気 P-3.5Gの結線部は通常の3.5ステレオミニプラグと構成が少々異なりLeftとRightが逆なので注意します。
組み上げた後に左右反転してるのが発覚して微妙に焦りましたがオヤイデ電気HPによく見てみるとしっかり記載してますね・・・。
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始めに5mm径の熱収縮チューブ(25mm前後)とプラグの金属柄部をケーブルに先に通して置きます。
次にグランド(シールド)部からハンダ付け。
まず予備ハンダを溶かし冷めたらグランド(シールド)線を予備ハンダ上に乗せ予備ハンダを溶かして融着します。
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次にケーブルを倒してグランド金具にはめこんで両側から締め付けします。
線に近いLeftピンにLeft線をハンダ付けし次にRightピンにRight線をハンダ付け。
プラグのネジ部の太さが線の収容スペースになりますので線長は最短が望ましいです。
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先ほど通しておいた5mm径の熱収縮チューブ(25mm長前後)とプラグの金属柄部をプラグ先端具まで戻します。
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5mm径の熱収縮チューブをネジ部まで被せます。被せることにより金属柄部との絶縁をすることになります。
次にプラグの金属柄部を先端部にネジ込みます。
熱収縮チューブが金属柄部からはみ出た部分はワット数の高いドライヤーで熱を加えはみ出た部分のみ収縮させます。
これでプラグとケーブルの隙間を埋めることができます。
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外フタをはめ込みます。間違って逆をはめると「AKG」の文字がナナメになりますので注意。
ここでヘッドバンドの軸も組み込みますが空中組み込みだとバランスが悪くて悪戦苦闘。
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最後にイヤーパッドをミゾにはめ込みましたらこれで作業完了。
お疲れ様でした。
では肝心の音は・・・ う~ん、なんか音の透明感が増した感じ。
つーかついでに音が良く言えば厚みが増した、悪くいえば各音がエライ主張しすぎてるような・・・。ま、1時間ほど聴きこむとすっかり慣れ馴染みますが・・・。
とりあえずこれで通勤移動用に装備決定ですよ。
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Camera:Nikon D300, Lens:AiAF Nikkor 35mm F2D
Exif:Aperture priority mode, 0EV, ISO= 200, SS= 1/50sec, f=2.8, Focus distance= 35mm, No flash
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Camera:Nikon D300, Lens:AiAF Nikkor 35mm F2D
Exif:Aperture priority mode, 0EV, ISO= 200, SS= 1/30sec, f=2.8, Focus distance= 35mm, No flash