参った・・・

風邪をひいてしまいました。
といっても業務を休みにすることは出来なく
再び汗だくで働いています・・・

それも全て、一昨日の燧ヶ岳で骨折し、
動けなくなったまったく見ず知らずの遭難者のせい。

おじさんたちは最近の若者を、だいぶ悪く言うけど、
僕はおじさんたちの方がろくでもないと思いました。
73歳の男性でしたが、数人で山に登り、途中グループはバラバラ。
目的地とは正反対の場所に下山。助けを求めてきた人も
何を言っているのか横柄な態度なうえ、チンプンカンプンな説明。
檜枝岐（ひのえまた）のことをずっとヒマラヤと言っていました・・・
「どちらから登られたんですか？？」と聞くと、
「ヒマラヤから登りました！！！」と。

おじさんからの事情聴取は無意味だと思い、宿泊先を手配してあげると、
今度はのんきに花の写真を撮り始めました・・・
次第にあたりは暗くなり始め、遂に日没・・・
同じくガイドの沼野と連絡がとれ、怪我したおじさんの位置を特定できたので
真っ暗闇の中いろんなものを持って助けにいき、
「飲み物もってきましたよ」と声をかけると、
「焼酎がいいな～」と・・・呆れました。

夜道を汗だくで帰ると、先に宿に入っていた沼野が迎えてくれましたが、
さっきのヒマラヤのおじさんは、生ビールを飲んで酔っていました・・・最低。

そんなこんなで風邪をひきました。
骨折したおじさんは朝一の防災ヘリで病院に搬送されましたが・・・

にしても非常識だなって。
こっちは見ず知らずの人なのに必死にやってるのにさ。

だれかこんな僕にラーメンを1杯おごって下さい（笑）

＊「岳」の三歩は偉いな～。