「夜、ホタルを観る」
それは、ホタルが生息する場所でホタルの命のリレーのコマを
そっと観ること。
今宵、観るホタルの光が来年のホタルにつながっていきます。
6月下旬から8月上旬にかけて、夜間ゲンジボタルとヘイケボタルが
飛び交う時期になります。(6月19日飛翔確認)
ホタル観賞にご来園される際は、19:20頃から21:30にかけてです。
19時頃までの来園をお願いします。
夜間に車のライトを点灯して来園されますと、ホタルが生息し飛び
交う湿原一体を、沢沿いを明るく照らしてしまいます。
ホタルは、6月中旬から7月にかけて成虫となり、成虫は一週間しか
生きません。
この短い一週間の夜間、繁殖行動(求愛、交尾)をするため、暗く
なる夜にだけ小さな光を放ちながら空中を飛び交います。
ホタルは、車のライトや懐中電灯、カメラのフラッシュ、外灯など
人口的な光を嫌います。
人口的な光によって絶滅さえもしてしまい、月明かりさえ好みません。
懐中電灯をご使用の際は、足元だけを照らしてください。
お越しの際は、遅くても19時ころまで来園(ホタルが飛び交う前)、
21時頃から退園(ホタルの活動が終息する頃)をお願いします。
夜間、たきがしら湿原は真っ暗です。暗くない時間帯にお越しいただ
き、飛び交うホタルをそっと楽しんでいただければ幸いです。
これからもずっと...ホタルに会えるように皆さまのご理解とご協力
をどうぞよろしくお願いします。