正義を振りかざすのは
おかしいよね
とは、思うよ
ちんたら、ぽんたら
たいがいに、生きて来た
それだけのおまえだから
最後は、宇宙に収束
そんな、なんだからさ
別に、どうでも良い
一瞬の泡のひと如きが
善も、悪もない
正義も、不義もない
とは、思う
でも、だからかな
何にも、ないんだけど
泡は、その一瞬でも
膨らんだり、萎んだり
また、膨らんで、弾けたり
その一瞬の理屈はある
生意気な、俯瞰とか
そんなのは、要らない
宇宙の塵は、塵らしく
ちっぽけな善悪と
ちっぽけな正義不義
もちろん、ちっぽけな愛憎
お似合いな、ちっぽけ
大きいとか、広いとか
そんなのは、要らない
まして、俯瞰とか、お笑い
塵は、塵の目で
塵らしく、極小
とっても、狭く
考えれば、良い
だから、とことん狭量
ちっぽけな正義を
それなりに振りかざす
ちっぽけな不義は
それなりに断罪
ちっぽけに喜び
ちっぽけに怒り
ちっぽけに哀しみ
ちっぽけに楽しめば、良い