分かっている
おまえは
他人との軋轢で
まず、止まる
止まってしまう
立ち向かう時も、あるけど
体当たり、一発
それで、終わりかな
相手をよろめかして
自分も、よろめいて
それで、終わり
何故そうなるのか
おまえなりに
我慢とやらをして
怒り憎しみを抑える
ひたすら、溜め込む
でも、限界点
おまえだけの、だけどね
爆発してしまう
たいして、思わず
もちろん、おまえにも
返り血、いや返り討たれる
またやらかした
うんざりだな、おまえ
だから、とことん我慢
それが、ある程度は
出来ていた
そんな時期もあった
おとなになったからか
我慢しないと
生きていけないと
それが、身に沁みていた
それでも、時々は
限界点で爆発
取り敢えずは、片付く
関係が、終わるから
また新たに、一からだな
そんなだったかも知れない
それが、社会不適合の証し
そうなのだろう
そして、今や
思春期以来の引きこもり
でも、気楽なんだよね
軋轢と向き合わないのって
気持ちが、凄く楽
何となく、分かってはいる
本当には、分かってない
とも、分かっている
多分、軋轢があって
散々、軋轢して
乗り越えて、宥和があり
宥和しながら、軋轢
軋轢しながら、軋轢
そして、宥和
軋轢がありながらだけど
その軋轢を乗り越える
それが出来なかった
そんな、おまえ
でも、今時は
引きこもりに、優しいよね
登校拒否は、無理強いされない
羨ましいな
散々、登校強要されて
散々、出社を自己叱咤
だから、もう良いでしょっ
もう、社会には
登らないし、出ない
隅っこに
このままでいます
