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日記、日々の想い 

自助努力と、共助

 自分は、自分の身は、自分で、まず身を処したいと言う気持ちが強いので、まあ、自助派だと思う。しかし、闇将軍的幹事長に呼ばれたからと言って、国民に能書きを垂れたその足で、ほいほい忘年会に行くような総理に自助などと言われたら、死んでも、自助努力をしたくなくなってしまう。まあ、自分の性格が、捻じ曲がっているのだろうが。
 しかし、切りがない。五輪に向けての春になる筈だったのが、史上初の緊急事態宣言。夏場は良くなる筈が、第二波。冬には、必ず、大きな第三波が来ると言われて、案の定。暖かくなれば、状況は良くなる筈が、変異種で、過去最悪の第四波になりそうだと言う。
 しかし、自分は、市井の高齢者の一市民に過ぎないが、ザクっとしたマスコミ情報や、ネット情報などで、こんな事態は、想定して考えていた。今更、驚いて煽るほどのことかな、と。厳しい見方をする専門家は、良くて、収まるには数年と、かなり早い時期から、仰っていた記憶がある。ただ、その通りに、なっているだけだ。
 と、言うよりは、かなり感染の低い理想的な推移を、しているのではないか、と思っている。今は、結構、煽り過ぎだったと、評判の悪い当時北大、今京大の教授の、このウイルスの蔓延で、日本で、42万人死者が出ると言う予測にも、ああ、そんなものか、日本の人口ピラミットが変わるな、とか。自分は、生き残って、出来たら、年金享受勝ち組になりたいな、とか、ふざけたことを考えていた。要は、自分は、日本人の同調性圧力の効果なんて、あるのかな、と思っていた。
 最初の緊急事態宣言の期間中に、専門家などから、良く言われていたように、この宣言で自粛することによって、感染の山を低くする。先延ばしすることによって、医療現場の逼迫を抑えて、医療体制を、維持する。そうすれば、この感染症の被害を、最低限に抑えられる、と言うことだったと思う。そして、現状は、むしろ、その理想的な、或いは、それに近い推移を、辿って来ているように思える。それは、緊急事態宣言と言う非常事態宣言擬きの、本当は規制とも言えない規制に、素直に従ってくれる日本人の国民性のお陰だったのかも知れない。
 ただ、この緩い規制擬きで、東京以外は、ほぼ終息かと思えるほどに収束したから、専門家を含めて、もちろん、我々の一般庶民レベルまで、勘違いで、話がずれてきたように思える。日本人は、ひょっとしたら、コロナウイルスにも強くて、しかも、我慢強く自粛出来るから、多少蔓延がぶり返しても、短期間に、克服出来るのではないか、と。
 しかし、結局、感染が繰り返される度に、同調性圧力で、ある程度で抑えられてはきたが、案に相違して、終息どころか、収束の状況も、ずっと悪くなってきている。これは、もう、みんな同調性圧力の掛けられ放しで、いわゆる自粛疲れ、慣れが、あるのだろう。
 とは言え、海外の状況を見れば、先進諸国であっても、日本より遥かに厳しい都市封鎖をしていても、感染拡大は、止まることがない。やっと、主要国としては、英国が、ワクチンの接種が、圧倒的に進んだ効果か、劇的な蔓延状況の改善に繋がっている情報があるだけだ。これだって、英国は、蔓延のレベルが、日本より格段に高いので、ワクチン抜きに、集団免疫を、ある程度得られ始めていた可能性だって、あるのではないか。だから、ワクチンが、日本で行き渡ったとしても、英国と同じペースで、収束になるとは限らない、と思っている。素人考えだが。
 そして、今回の英国型変異種の感染爆発騒ぎだ。別に、英国種とは違う、ワクチンの効きの悪い可能性もある別の変異種が、首都圏で、流行っていると言う。しかも、日本は、まだ、決定打になるかどうかも分からないワクチンさえ、やっと打ち始めたばかりだ。変異種による最悪の蔓延は、避けられないように、思える。
 もうね。ゼロコロナなんて、はなからあり得なったんでしょう。最大野党は、どんな寝言言ってるんだよって話。だいたい、あの野党の元女性党首は、去年始めの予算委質問で、桜を見る会追及の自分の質問が妨げられて、コロナ問題は、論点逸らしと憤っていた。どれだけ、風が読めないんだよって、話。もう、世界は、コロナ禍の不吉な予測で、大騒ぎだったのに。もう、ゼロ最大野党で良い。
 この感染症危機は、最低数年は続く。ワクチンや、特効薬が、開発されても、変異で、いたちごっこかも知れない。20世紀のスペイン風邪が、インフルエンザとして、たびたび危ない変異種を生んで、パンデミックを繰り返してきたようになるとしか思えない。人類社会にしっかりと根付いて、人類は、共生して行くしかない。
 だから、近々、行き詰まる施策などは、止めて欲しい。飲食店の規制も止める代わりに、飲食店の補償も止めて欲しい。苦しいのは、それぞれみんな大なり、小なり苦しい。医療機関で、コロナを受けない医療施設だって、医者好きの高齢者の足は遠のいているから、かなり、減収している筈。でも、リスク負うよりマシだから、受けない。それ以外にも、殆どの職種で、それなりの痛みはある。 
 自分の町は、空港の街に隣接しているが、航空関連なんて、最悪。解雇され放題。まだ、花形職業の筈のCAだって、会社に残れても、出向して、どんな仕事を、させられているのか、分からない。このコロナ禍が終わった時に、航空業界が、同じ業態として、生き残れている補償もない。CAなんて職種が、どうなっているかも分からないと思う。そうやって、人類の歴史は、栄枯盛衰して、変遷してきた筈だ。
 自分も、このブログで、色々と外食の記事を読むのも楽しませて貰っている。外食は、嫌いじゃない。今は、脚が思うようにならないし、懐も寒いから、ご無沙汰だが。ただ、そんなブログを書くような人たちが、頑張って応援してあげて欲しい。もう、時短も、営業の自粛も、要請はしない。でなければ、ただ注意を言いっぱなしで、見回りはしないから、補償もしない。営業するのも、会食するのも、自己責任。感染が、多発しても、自己責任。お札を擦り過ぎて、国ごと倒れちゃうのだけは、止めて欲しい。飲食業の方々も、CAのように、仕事が無ければ、自助努力で、頑張って貰うしか無い。結局、国家なんて、国民一人一人の積み重ねなんだから、みんな苦しくなれば、国も苦しくなる。だから、自助努力。
 まあ、全員とは言わないが、政権幹部、国会議員、官僚、自治体幹部、公務員の皆さん、会食代がだいぶん余ってて、使いたくて仕方がないようだから、それは、国費、公費に返納して下さい。それで、最低限の公助を実現しましょうよ。
 もちろん、規制を厳しくと言う意見もある。それなら、人権とか、自由を言い過ぎるのは、止めて欲しい。お金は、無限大には無いんだから、補償などではない.規制破りには、しっかりと罪を受けて貰う。後は、自助努力.このコロナ禍は、津波の一種だから、逃れるのは、てんでんこです。

コメント一覧

takey813
コメント、有難うございます。飲食業関係の方には、かなり失礼な投稿になるだろうことは、自覚しております。甥っ子さんが、是非、窮地を乗り切られることを、お祈りさせて頂きます。
sden66k1800
こんにちは
海の好きな還暦過ぎのおじさんです
趣味はビーチコーミングです
ブログ拝見してます
私の身内の甥っ子が飲食業を営んでいます
何とか潰れず1年間を乗り超えています
まだまだ厳しい時期が続きますね
頑張ってほしいです
私も食べに行き応援してます
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