ちょっと気になる経営・マーケティングのヒント

株式会社武内コンサルティング

【従業員教育の現場報告】日報は何のために書くのか?

2011-11-01 01:33:08 | ちょっと気になる経営のヒント
こんな質問が若手社員から出てきます。
こういう会社ほど日報の提出状況は非常に悪いです。
日報を書く意味を教えないといけないようです。

なぜ日報を書くのか?
書かなくても良いものか?

書かなくて回っていること自体が不思議です。上長の方が必ず1日の行動をチェック・確認する必要があります。どんな仕事をしているのか、どんなお客様と会っているのかを知って下さい。

日報を出さない人ほど、仕事が夜遅くまでかかります。段取りが悪いために日報を書く余裕さえない状態になっています。それが続くと、今度は朝の出勤が遅くなるのです。悪循環の始まりです。

書くのが嫌、書く時間がないと言っても業務の一環です。従業員全員が日報を書けない状態ではないはずです。ちゃんと書いている方もおられます。

書けるように自分で工夫するしかないです。

それに日報が未提出の方は、良くはみられないでしょう。
だから、自分を守って下さい。疑われないように身綺麗な仕事をして下さい。

日報未提出で減給なんて悲しいことが起こらないように・・・

上長の方も悩まれます。未提出の従業員に付き合わないといけません。
罰則がないとやらないというのは、教育ができていない証拠です。無理矢理にでも今手持ちの業務から手を離し、時間を作ってあげないとできないかもしれません。

本当に書かないのであれば、始末書を取るくらいのことをやらないと効果はないでしょう。それくらい厳しい姿勢で会社が従業員に接しないと改善できない場合があるようです。

日報くらいと思うかもしれませんが、これが一番頭の痛い悩みです。
日報が出る状況にならないと、次のステップへ行けません。

業績低迷は、こんなところから始まっています。
規則を守らなくなると、お客様との約束までルーズになります。

日報が毎日きっちりと出る会社を作ることが業績向上につながるのではと思います。

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