Kanon第21話を通して語る「京アニデジタル開発室」

どもども

今回はKanon第21話の交通事故シーンを通して語る「京アニデジタル開発室」
のお話です。

21話の交通事故シーン、大インパクトでした
2chでも熱く語られています。

リンクで紹介されている、
YouTubeの交通事故シーンと、
21話の交通事故シーンが同じでしたね。
（実写だとさらにインパクト大です
　心臓が悪い方は観ないでください）

多分、京アニはこれを参考にしたと思います…

さて、京アニのCGは、
「京都アニメーションデジタル開発室」
で、制作されています。
スタッフは、撮影スタッフや他スタッフとごっちゃになっていたりします。
基本的に作業場は、本社の２階です。
作業で使われている機材は、
デルとマックです。
３DCGに関しては基本的にLightWave 3Dを使っているようです。
スタッフは、教則本（ソーテック社など）片手に、
作業しています。

CGというのはゼロから作っていくのは非常に大変な作業です。
なので、参考にする資料がかなり必要になります。
それで、YouTubeのあの映像も参考にしたのだと思います。

CGの業界ではよくあるようで、
他社でも例えば、
（スーパーの店長から成りゆきでCGディレクターになった方がいらっしゃる会社とか）
教則本片手にみんな必死に制作し、
TVに写っている良いシーン、かっこいいシーンがあったら、
「これいい！まねしよう！」
といった、プロとしていいのか？とも思ってしまうような事も、
あったようです。

そもそも、そういうことが起こるのは、
高度な技術者の不足や、スケジュールが短すぎる、
エフェクトのライブラリー不足や、
高価なプラグインを購入できない、自社で作れない、プログラムが打てないなど、
いろいろあるようです。

ですので、京アニのCGも標準プラグインで作ったエフェクトを、
うまくフィルターをかけたりなどしてごまかしたりと、
映像に苦労が見えます。

ただ、「京都アニメーションデジタル開発室」スタッフは、
京アニクオリティを本当に下支えしている方達だと、
私は思っています。
独特の京アニ色は「京アニデジタル開発室」の苦労の賜物で、
その嘆美な仕上げ作業に視聴者は、
「綺麗！」、「すごい！」
と感じていると思います。
「京アニデジタル開発室」がなければ、
現在の京アニクオリティもあり得なかったでしょう。


私も簡単に古泉風の火の玉作ってみました

うまくいきませんでした

ではでは

↓お手数になりますが、できればクリックお願いします