長期に寝たきりの患者さんを入浴したあと着衣交換後車椅子でお部屋へ。
すると廊下でがっくり前へつんのめった。車椅子ではベルトを装着していたため転落せずにすんだ
顔面蒼白。脱力。呼吸が浅い。ベッドへもどすと目もまばたきもしない。
寝たきりで入浴させたがためのエコノミクラス―症候群でではないか。血圧がとれない。呼吸は浅い。心音微弱。
呼びかけにも応答なし。
即、医師に連絡する。点滴のためのルートを確保しようとするも血管が沈んでほとんど見えない。
やむなく右手の親指から留置針を挿入してルート確保。生食を落としつつ医師の指示を待つ。
酸素飽和度が80台のため、酸素を10ℓに上げる。心臓マッサージ持続。
酸素マスクをリザーバーマスクに交換。
この肺動脈に血液の塊(血栓(けっせん))が詰まる病気のことを、“肺血栓塞栓症”と呼びます。
飛行機の狭い座席(エコノミークラス)で長時間座っていて、急に立ち上がったときなどに発症することが多いことから、
肺血栓塞栓症は“エコノミークラス症候群”とも呼ばれます。では、この血栓はどこから生じるのでしょう。
食事や水分を十分にとらず車の中や飛行機など狭い環境で長く座った状態で動かないでいると、
血液は濃くなって固まりやすくなり、足の静脈の血液がよどんでしまいます。この状態が続くと、
脚(主にふくらはぎ)の静脈内に血の塊(血栓)ができてしまいます。これを、深部静脈血栓症と呼びます。
下肢に静脈血栓症を発症すると、血栓が生じた側の脚がむくんだり、腫れたり、痛くなることがあります。
静脈内にできた血栓は、しだいに大きくなり、ちぎれてしまいます。
それが、血流にのり、肺動脈や肺に流れてしまうことがあります。血液の流れに乗って運ばれてきた異物(血栓)が
肺動脈をふさぐことを塞栓(そくせん)といい、この状態を肺血栓塞栓症と呼びます。
小さな血栓が肺動脈につまった場合は、肺へ流れる血流が低下して肺でのガス交換が不十分になるため、
息切れ、胸や背中の痛みを自覚することがあります。、脚の腫れ、痛み、胸痛、背部痛、息切れなどの症状を聴取します。
下肢の腫れ、痛み、皮膚の色の変化、把握痛(握って痛いかどうかを確認する)の有無になど関して診察し、
速やかに専門科へ紹介します。
胸部エックス線写真、血液検査(特にDダイマー)、心電図、心臓の超音波検査を行い、肺血栓塞栓症が疑われた場合は
緊急CT検査(造影CT)を行うことで診断できます。
医師到着。ボスミンを2本静脈注射。血栓溶解薬点滴。CT。内視鏡的にこのあと血栓を除去する予定。
帰りは足を引きずって帰りますた。
とにかく運動は大事よ。今日の患者さんも動けなくてもベッド上で下肢などを動かせる運動をしてさしあげる
べきだったな。と強く反省いたしました。時間が無いのは言い訳け。いくらバイトでもね。
すると廊下でがっくり前へつんのめった。車椅子ではベルトを装着していたため転落せずにすんだ
顔面蒼白。脱力。呼吸が浅い。ベッドへもどすと目もまばたきもしない。
寝たきりで入浴させたがためのエコノミクラス―症候群でではないか。血圧がとれない。呼吸は浅い。心音微弱。
呼びかけにも応答なし。
即、医師に連絡する。点滴のためのルートを確保しようとするも血管が沈んでほとんど見えない。
やむなく右手の親指から留置針を挿入してルート確保。生食を落としつつ医師の指示を待つ。
酸素飽和度が80台のため、酸素を10ℓに上げる。心臓マッサージ持続。
酸素マスクをリザーバーマスクに交換。
この肺動脈に血液の塊(血栓(けっせん))が詰まる病気のことを、“肺血栓塞栓症”と呼びます。
飛行機の狭い座席(エコノミークラス)で長時間座っていて、急に立ち上がったときなどに発症することが多いことから、
肺血栓塞栓症は“エコノミークラス症候群”とも呼ばれます。では、この血栓はどこから生じるのでしょう。
食事や水分を十分にとらず車の中や飛行機など狭い環境で長く座った状態で動かないでいると、
血液は濃くなって固まりやすくなり、足の静脈の血液がよどんでしまいます。この状態が続くと、
脚(主にふくらはぎ)の静脈内に血の塊(血栓)ができてしまいます。これを、深部静脈血栓症と呼びます。
下肢に静脈血栓症を発症すると、血栓が生じた側の脚がむくんだり、腫れたり、痛くなることがあります。
静脈内にできた血栓は、しだいに大きくなり、ちぎれてしまいます。
それが、血流にのり、肺動脈や肺に流れてしまうことがあります。血液の流れに乗って運ばれてきた異物(血栓)が
肺動脈をふさぐことを塞栓(そくせん)といい、この状態を肺血栓塞栓症と呼びます。
小さな血栓が肺動脈につまった場合は、肺へ流れる血流が低下して肺でのガス交換が不十分になるため、
息切れ、胸や背中の痛みを自覚することがあります。、脚の腫れ、痛み、胸痛、背部痛、息切れなどの症状を聴取します。
下肢の腫れ、痛み、皮膚の色の変化、把握痛(握って痛いかどうかを確認する)の有無になど関して診察し、
速やかに専門科へ紹介します。
胸部エックス線写真、血液検査(特にDダイマー)、心電図、心臓の超音波検査を行い、肺血栓塞栓症が疑われた場合は
緊急CT検査(造影CT)を行うことで診断できます。
医師到着。ボスミンを2本静脈注射。血栓溶解薬点滴。CT。内視鏡的にこのあと血栓を除去する予定。
帰りは足を引きずって帰りますた。
とにかく運動は大事よ。今日の患者さんも動けなくてもベッド上で下肢などを動かせる運動をしてさしあげる
べきだったな。と強く反省いたしました。時間が無いのは言い訳け。いくらバイトでもね。
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