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よろず戯言

テーマのない冗長ブログです。

盛岡冷麺

2011-08-28 01:20:35 | 桃鉄グルメ

桃鉄の物件紹介、その12。

今回は盛岡の『盛岡冷麺屋』。

 

Photo

南部せんべい』のときにも登場した、盛岡。

桃鉄でも実際にも東北圏において最重要都市のひとつ。

 

Photo_2

1億円と食品物件としては高めの設定。

臨時収入イベントも確か出たハズ・・・。

こうやってみると、盛岡は序盤でも独占しやすい都市だ。

  

実は盛岡冷麺というものを誤解していて、つい最近まで食べたことがなかった。

冷やし中華や、冷やしつけ麺の類だろうと思い込んでいて、

それらがあまり好きではないため、まったく興味を抱かなかったのだ。

 

ところが店頭でチルド商品が販売されているのを見つけ、

そのパッケージの写真を見て、のっかっている具材で興味を抱いた。

見た目はやっぱり、皿ではなくどんぶりに入った冷やし中華のように見えたが、

キュウリや、ゆで卵にスイカ・・・冷やし中華でもおなじみの具材、

それに加えて、キムチやカルビ焼!?

さらにスープがトウガラシで赤く染まり、いかにも辛そうである。

盛岡冷麺が、“辛い”料理だということも、ここでやっと認知する。

さっそく何種類か購入してみた。

 

01

どっちが美味かったとか覚えていない・・・。

焼き肉チェーン大手の牛角と東洋水産がコラボした商品もあったな。

 

戦後、在日朝鮮人の方が、盛岡で食堂を経営する際、

自身の故郷の料理を供しようと、子供の頃に食べた冷麺の味を思い出しながら、

試行錯誤を繰り返して再現し、メニューとして出したのが始まりだとか。 

現在では焼き肉店を中心に、サイドメニューとして供されるのが一般的らしいが、

具のキムチやカルビ、ピリ辛の牛骨スープ、焼き肉店で供されることなど、

朝鮮半島由来の料理だというのが頷ける。 

 

透明感のある、幅広でストレートの平麺。

フリーズドライでもフライでもなく、乾麺でもない。

生麺の状態でフォーやビーフンのような固さ。

茹で時間や冷水で洗うこと、スープの希釈度など、レシピに忠実に作る。

具は、いろいろあるようだが、

スタンダードらしい、キュウリ,ゆで卵,キムチ※1の3種に、

トマトも加え、贅沢にも黒毛和牛のカルビを添えた。

本場では、これにスイカやリンゴなど、季節のフルーツも添えられるようだが、それは割愛。

冷やし中華などにもよくフルーツが乗っかっているが、

あのサクランボやスイカ、意味が解らない。※2

 

02

 

まずはスープから。

ピリ辛で旨い!

そしてキュウリとキムチをつまむ。

ピリ辛のスープとキムチの辛さが融和して旨さが増幅し、

それがあっさりとした旬のキュウリに絡んで旨い!

そして、いよいよ麺。

ちょっと乗せ過ぎた具をどけて、勢いよくすする。

 

!!

なんというコシ。

これは・・・まともに噛み千切れない。

まるでゴムのような弾力。

超ハードなフォーのような感じ。

のどごしが良いので、あまり咀嚼(そしゃく)しなくてもすすれるのだが、

スープが辛いので、慌てると咽せる恐れあり。

 

なんだかんだで、二人前をアッという間に完食した。

麺の弾力に驚いたが、これはかなりいける!

暑い夏場にもってこい、もう、ざるそばや冷やし中華ではなく、この盛岡冷麺がいい!

ただ・・・残念なことに、このメニューを供してくれる店がない。

本場 盛岡では寒い冬に、部屋を暖房で暑くして、この盛岡冷麺を食べるのも一般的だとか。

自分にも認知され、だいぶ知名度が上がった盛岡冷麺、早く全国区になって欲しい。

 

 

※1・・本場では大根キムチ(カクテキ)を用いるらしい。

※2・・乗っかっているフルーツは、“口直し”の意味があるとのこと。

    だったら器は別にしておくれ・・・。

 

 

 

 


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今回も、柚子胡椒に続いて胸のつかえがスッと取れ... (れいな)
2011-08-29 16:20:28
今回も、柚子胡椒に続いて胸のつかえがスッと取れる、ためになる記事ありがとうございます♪( ´▽`)
私は結構前からこの盛岡冷麺、好きでよく食べているのですが、どう見ても、韓国のピビン麺そのものじゃない?
と思っていました。
更に昨年、盛岡に実際に行ったら「アリラン」とかやっぱり朝鮮ぽい名前のお店とかたくさん目に付いたんです。
なので、盛岡と朝鮮が何か強い繋がりがあるのかなーと漠然と感じながらも、解らずじまいだったんです。
これでスッキリしました。
 
うちはいつも、戸田久というメーカーの盛岡冷麺・ピビン麺を取り寄せています。
あの腰は讃岐うどん同様に最高ですね(*´∀`*)
フルーツなんて乗せない方がいいですね。アルトバイエルンのウインナーを焼いて乗せたりしています。
二人前ペロリ(≧▽≦) 解りますその気持ちは(^_^;)
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  ()
2011-08-30 01:00:25
 
ピビン麺? 聞いたことがない料理です! 
盛岡冷麺に似ているのですね、見つけたら食べてないと。
 
ちなみに最近知ったのですが、大分にも“別府冷麺”なるものが存在していて、
やはりルーツは在日朝鮮人なんですが、なんでも盛岡冷麺よりも歴史は若干古く、
専門店と焼肉店とで二種類に大別されて、じわじわと人気が出ているのだとか。
実はこないだ大分で食べる機会があったのに、カレーに浮気して・・・。
 
あと実をいうと、本場の讃岐うどんは苦手です。
コシはいいのだけど、麺がボテッとして重たすぎる。
食べ方もだけど、あれは、うどんだけど、うどんじゃない。
“さぬきうどん”という別の食べ物です。
香川の方に、うどん打ちの棒(正式名称が判らん)で殴られそう。
はなまるうどんや、冷凍のさぬきうどんはよく食べますけどね。
 
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