自分はフルーツが好きで、とりわけ柑橘類が大好きだ。
冷蔵庫には、オレンジやグレープフルーツなど、
何かしらの柑橘果物がゴロンと入っている。
ジュースやカクテルなども、柑橘のフレーバーが好み。
愛媛のポンジュースはじめ、金太洋のこつぶ、
ウェルチのピンクグレープフルーツ、ミニッツメイドのピンクグレープフルーツ、
ファンタもなっちゃんも小岩井も、みかん(オレンジ)味だ!
そんな柑橘好きの自分が、この冬~春にハマった柑橘が、
宮崎特産、日向夏(ひゅうがなつ)。
やや小振りの、まん丸の果実。
元はゆずの突然変異種だと言われている。
3~4個入って、大体398円くらいで販売されている。
輸入物のオレンジやグレープフルーツなどと比較するとやや高め。
果皮はオレンジ色ではなく黄色で、表面に凹凸が少なく、すべすべしている。
特長はその食べ方。
果皮と果実の間の白い皮がブ厚く、またこの部分にある苦味が、
この日向夏にはなく、この部分も果実と一緒に食べることができる。
皮は厚くて固いため、温州みかんや、デコポンのように素手で剥くことはできない。
ナイフでりんごや梨のように皮を剥き、
白い内側の皮ごと、スライスして食べる。
リンゴや梨のように普通にカットしてもいいが、
日向夏独特のカットの仕方が袋に掲載されていた。
これに倣ってカットしてみた・・・。
が、切れ味の悪いナイフでは美しくカットできなかった。
食べてみると、酸味と甘みがそれほどなく、香りも刺激が少なく爽やか。
また苦味もないため、いくらでも食べられ、アッという間になくなる。
白い部分も、そのふかふかした独特の歯ごたえがいい。
果肉のみずみずしさと、このふかふかのコラボレーションがクセになる。
皮はできるだけ薄く剥いて、白い部分を厚めに残す方がいい。
白い部分はなるべく厚く残すべし。
表皮はナイフが透けるくらいに薄く剥くべし。
冬期から初春にかけて出荷されるものは、ハウス栽培のもので、
品種改良によって、種が出ないらしいのだが、
春から初夏にかけて出荷される、旬の露地栽培ものは種が出るらしく、
種だらけで可食部がほとんどない房もあったりする。
外側から種の有無は見分けられないから困る。
日向夏ドリンクいろいろ。
サンA(宮崎農協果汁株式会社)のラインナップが凄い。
左端のやつが美味しかった。
最近よく飲む、三ツ矢サイダー・日向夏。
強炭酸と微酸味の日向夏がよく合う。
兵庫の食品メーカー・フジッコから販売されている、完熟生ゼリー・日向夏。
“すっきり ほろにが” とパッケージに書かれてあるとおり、
苦みがあって、正直、日向夏でなくグレープフルーツ味。
日向夏ピューレがふんだんに入っていて、食感はいい。
しかしフジッコってゼリーなんて作ってんだな。
てっきり昆布と豆だけかと・・・。
このクォリティなら、王者たらみにも勝負を挑めるんじゃなかろうか。
福岡の中堅製パンメーカー・リョーユーパンから、
先月、期間限定販売されていた、九州フェア 宮崎 日向夏パン。
カスタードクリームと日向夏ジャムがサンドされていた。
けっこう美味しかった、同フェアの他の県のラインナップもそうだったが、
4月のひと月だけの販売ってのが、もったいなさ過ぎる高クォリティだった。
日向夏を初体験し、ハマってしまい堪能させてもらった。
その日向夏も、今 旬を迎え、夏が来る頃には終わる。
そろそろ店頭からも姿を消す頃。
また今年の冬が来るまで、おあずけだ。
日向夏ちゃん
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