※本記事は、ドラゴンクエストⅩVer2.のストーリーに関する詳細、ボス画像などが含まれます。
未攻略の方にはネタバレになりますので、ご注意ください。
ドラクエⅩ備忘録。
前回のつづき。
悪しき存在からレンダーシアを守る神の緋石。
それを破壊し、自らが創った世界を浸食させようと企む大魔王。
長い時を経て神の緋石は力を失いつつあり、大魔王の思惑どおりに事が進んでゆく。
古き神の遺跡にあった神の緋石は破壊されてしまったが、
残る3つの緋石を探し出して守り、
勇者姫アンルシアが勇者の力を注ぎ、再びその力を蘇らさねばならない。
モンセロ温泉峡にあった神の緋石を守ることに成功。
残るふたつを探す。
・・・で、やっぱりそんなことはすっかり忘れ、
何か別件で立ち寄った、アラハギーロ王国。
城下町の入口に立っている女性、ボルールさん。
名前表示がストーリー案内中のピンク色になっていたので話しかける。
ムーニス王が主人公のことを探している。
なにやら力を貸して欲しいとのこと。
魔王軍との戦いに敗れ、わかめ王子に姿を変えられていたムーニス王。
大魔王が創った偽りの世界で、アラハギーロの兵士たちが魔物に姿を変えられていた。
そのほとんどは、今もなお偽りの世界に魔物の姿のまま取り残されており、
自分だけがこの世界に戻ってきて、人間の姿に戻れたことを嘆いていた。
神の緋石・・・この時点で自分もそのことを忘れていたり。
きっとそのことなんだろう・・・そう思って王の間に。
しかし・・・内容は違った。
魔王軍との戦争のダメージによって財政難に陥っているアラハギーロ王国。
経済が立ち行かなくなり、国民は困窮しているという。
そこでムーニス王は王家の財宝を手放すことに。
アラハギーロ王家の財宝が眠っているのはデフェル荒野にあるピラミッド。
財宝が納められているのはピラミッド最深部の太陽の石室。
その扉を開けるのに必要なのが、アラハギーロ王家に代々伝わる鏡。
ムーニス王、その鏡を落っことして割ってしまったという・・・。
なにやってんの!?
鏡がなければ太陽の石室に入れない。
鏡は職人が修理できないほどまでに粉々に割れてしまってお手上げ状態。
主人公になんとかしてくれ!と泣きついてくるムーニス王。
知らんがな・・・!
・・・と思いつつ、ああ、偽りのアラハギーロ城で、
おんなじ鏡を調達して来いってことだな・・と悟る。
こ~の、スットコドッコイが!
複製ねえ・・・主人公が偽りの世界と現実の世界を往来できると知っての頼みなんだな。
気のせいじゃないんだよ・・・。
しかし・・・ホウキとチリ取りで割れた鏡を
必死に片付けるムーニス王を想像したら笑える。
さっそく偽りの世界へ移動し、アラハギーロ城の宝物庫へ―。
真の宝物庫ではなくなっていた鏡が、しっかりと保管されていた。
その鏡、“幻日の鏡”をゲットして、再び真のアラハギーロへ―。
鏡を持って王の間に行くと、アンルシアがムーニス王に謁見していた。
アンルシアは、ピラミッドの最深部に神の緋石があると睨んで来たらしい。
主人公とアンルシアが知り合いということに驚くムーニス王。
アンルシアから、主人公が勇者の盟友であると伝えられ、さらに驚く。
魔物の姿になっていた自分を助けてくれたこと、
魔物になっていたカレヴァンさんを探し出し、無事に家族と再会させられたこと。
これまでの主人公の働きで、勇者の盟友であることが納得できるとうなずく。
しかしムーニス王はそれどころじゃない。
勇者と盟友よりも、神の緋石よりも重要なのはピラミッドの財宝。
それを手に入れるのに必要な幻日の鏡。
偽りのアラハギーロ王国で入手した鏡を手渡すと歓喜する。
あんたそれ解ってて主人公に頼んだんじゃなかったんかい!
私“たち”になってるけど、自分はすっかり忘れていたぞ。
いかにも毒もってそうな色したクモ。
侍女から聞ける話によると、ムーニス王とカブース大臣は幼馴染みたいな感じなので、
こういったやり取りができるのかもしれん。
王の威厳まったくナシ!
対するカブース大臣も侍女にポエム入りラブレターを出してたんだっけ。
王様、後ろ!後ろっー!!
巷でよく見かけたフザけた踊り・・・とうとう自分も覚えることに。
カブース大臣に急かされて、さっそくピラミッドへ向かう。
アンルシアと主人公も、太陽の石室にあると思われる神の緋石を守るため同行することに。
このとき、天井からひと筋の糸が垂れる。
小さなクモがムーニス王の襟首に・・・。
クモに気付かず、ピラミッドへと向かうムーニス王。
デフェル荒野の北部にたたずむピラミッド。
偽りの世界のピラミッドは、ヤヨイさんの手ほどきで
黄金の秘宝探しで幾度となくお世話になっているが、
真のピラミッドは、前にグランゼドーラ王国のノガート兵士長の依頼で、
トーマ王子の墓荒らしの犯人を追跡したときに来た以来。
“砂漠の土竜”と呼ばれる盗賊一味を追い詰め、
彼らがけしかけてきた、やつざきアニマルのカラバリ、グレイブディガーと戦って勝利し、
アラハギーロ警備隊に身柄を渡した(というか手柄をぶん取られた)んだった。
そこが目指す太陽の石室なんだろう。
真のピラミッド。
構造が複雑で落とし穴のトラップも多い。
マミーやランプのまじん,ダーティドールを倒しながら進む。
途中、カブース大臣の言っていた例の踊りを覚える。
古代文字を解読し、石碑に書かれていた踊り、“太陽の踊り”。
瞳のある扉の前で、この踊りをすることによって扉が開く。
なんちゅう仕掛けだ・・・。
太陽の踊り。
ストⅡのダルシムの勝利の舞みたい。
ピラミッド外壁から望む、不思議の魔塔。
そういやリニューアルしてから一度も行ってないや。
すごい大がかりな仕掛けが施されたピラミッド。
古代ドワチャッカの技術も凄いが、古代アラハギーロの技術も侮れない。
あのダークネビュラスなんかも古代アラハギーロ製だっていうし。
四苦八苦しながら到着した最深部。
同時にアンルシアも到着。
先に行って待っているはずのムーニス王一行が後から到着。
お約束のパターンだな。
さっそく幻日の鏡を使い、太陽の石室の扉を開く―。
財宝の山・・・と思ったが、中はすっからかん。
「秘宝はどこにいったのじゃ・・・?」
財宝をアテにしていたムーニス王は首をかしげる。
そんなムーニス王をよそに、アンルシアが奥に鎮座する神の緋石を発見する。
モンセロ温泉峡のときと同じく、やはり力を失いかけ色褪せている。
一刻も早く、勇者の力を注ぎ入れなければならない。
クモがまだ付いている・・・。
財宝がまったく見当たらない。
アンルシアが勇者の力を注ごうと神の緋石に近づくと、
「神の緋石に近づくんじゃねえ、小娘!」と、ムーニス王から怒鳴り声が・・・!
ムーニス王の方を見やる一同。
「今のはわしじゃないぞよ!」焦るムーニス王。
だが、「お前のことだデコっぱち!」と、続けてムーニス王の方から怒鳴り声が。
自分から怒鳴り声が発せられ、ワケが解らず取り乱すムーニス王。
そこから飛び出す小さなクモ。
アラハギーロ城を出る前に襟首に張り付いたあのクモ。
そのクモがムーニス王から離れた瞬間、巨大な化け物に姿を変えて現れる。
カミハルムイのボスだった、怪蟲アラグネのカラバリだ。
いや、姿を変えてではなく、元の姿に戻って・・だな。
「ぺったんこ」の次は「デコっぱち」呼ばわりされる勇者。
カチューシャのせい!
クモの化け物の名前は、妖魔将ゲジュラ。
魔元帥ゼルドラドの命で、神の緋石を破壊しにやってきた四魔将のひとりだった。
なんでも溶かしてしまうという猛毒の使い手。
アンルシアと主人公はすぐに臨戦態勢、やり取りもそこそこに即バトルに突入。
賢者エイドス様の試練、どくどくバルーンとの戦いによって得た破邪の秘技「勇者の盾」。
アンルシアが作り出す、ゲジュラの毒を無効化できる勇者の盾のエリアに入って戦う。
「強い」にして挑んだが、難無く倒せた。
このボス導入時は、もっとレベル上限が低かったのだろう。
ムッチーノといい、サダクといい、魔物にゃ回りくどい手法を取るやつが多い。
ムーニス王を“ヒゲもじゃのおっさん”呼ばわり。
いや確かにそうだけどさ。
溶かすってんだから、毒っていうより酸みたいなもん?
ゲームだと毒と酸って同じように扱われがち。
アンルシアを加えて、5人パーティでのバトル。
ムーニス王の衛兵2人も参加してくれたら楽しかったのに。
アンルシアが発動する勇者の盾。
その中に入って戦えば、妖魔将ゲジュラの猛毒も効かない。
ゲジュラを撃破すると、
アンルシアはすぐに、神の緋石に勇者の力を注入する。
こうしてピラミッドにあった神の緋石は守ることができた。
残る神の緋石はあとひとつ。
もう場所は判っている、ダーマ神殿だ。
グランゼドーラ城の占い侍女ピクシスちゃんの占いで、
そこに神の緋石があるらしい・・と判っていながら足を運ぶことなく、
ほったらかしにしていたら、けっきょく最後になってしまった。
ちょ・・・そこまで困窮してたんかい!
ここのムーニス王とアンルシアのやり取りは笑える。
使命うんぬん以前の問題やったがな。
また わかめ王子になって干からびるのか?
神の緋石は守れたものの、けっきょく財宝はひとつもなく、
アラハギーロ王国の財政難を解決することはできなかった。
肩を落としてアラハギーロへ戻ろうとするムーニス王。
だが、衛兵のひとり、クルロさんが何やら発見する。
壁の碑文を読むと・・・古代のアラハギーロ王族のメッセージだった。
「国貧しく民飢えし時 恵の果実を育て糧とせよ」
「神の緋石のもとに恵の果実を残さん」
アテにしていた財宝はなく、落胆するムーニス王。
衛兵のひとり、クルロさんが碑文を読んで立ち止まる。
よく見ると、神の緋石の周りには、大きな果実を付けたツタが生えている。
それを見てムーニス王が気付く。
「シャイニーメロンか?!」
500年前に絶滅されたと言われる、奇跡の果実、シャイニーメロン。
財宝はひとつもなかったが、その伝説の果実がたくさん実っていた。
先祖が遺してくれた奇跡の果実。
このシャイニーメロンをアラハギーロの特産品として育て、
財政の建て直しを誓うムーニス王だった。
アンルシアはルシェンダ様への報告のため、グランゼドーラ城へと戻る。
ムーニス王一行もシャイニーメロンを携えて、アラハギーロ王国へと帰って行った。
こうしてアラハギーロ王国のストーリークリア。
運命の振り子に力が宿り、神の緋石 最後のひとつを目指す。
Ver.2の冒険はまだまだ続く―。
モノは考えよう・・・だが、確かにそうだったかもしれない。
ムーニス王のオッチョコチョイが役に立った・・・?
レイダメテス・・・そういうことだったのか!
クルロさん博識で優秀だな。
幻日の鏡は宝物庫に。
こんな置き方していたら、地震なんかでまたすぐ割ってしまうだろ?
もっと緩衝材でしっかり包んで、座布団みたいなのの上に安置しなさいよ。
もうスペアないんだからな!
盗まれたと思っているが、実際には王様が割ったんだからな。
しかし宝物庫のなかには侵入者が・・・。
アラハギーロの警備はざる過ぎる!
夕張市もそうだけど、メロンで財政建て直しは実際きびしいかと。
砂漠の土竜の件で手柄をごっそり持っていった野郎!
あの兵士長、相変わらずチーズ盗み食いしてるのかよ!
相変わらず婚活に精を出しているチーズ盗み食い兵士長。
こやつの下心のおかげで、シャイニーメロン栽培が軌道に乗りそう。
考え方はポジティブでいいと思うが、あの兵士長は度が過ぎると思う。
王様・・・。
いや、シャイニーメロンと並行して、
モンスター格闘場の発展も財政建て直しには有効だと思う。
「ああ見えて」ね・・・。
スタンプ押すことに執着するアリオス王も大概だけどな。
シャイニーメロン、偽りの世界には存在していないはずなので、
セラフィが持っているってのは、どうなんだろう・・・?
今年のセラフィの手作りチョコも、シャイニーメロン味だったらしいけれど・・・?
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