
昨年末くらいにスーパーで見つけた商品。
昔からある珍味系の駄菓子、“タラタラしてんじゃね~よ”。
よっちゃんイカでおなじみの、よっちゃん食品工業から販売されている、
スケトウダラのすり身を使用した、ピリ辛の乾燥珍味。
ダジャレの効いた商品名もさることながら、
ヘビメタミュージシャンが怒鳴ってるような、
チープなイラストが描かれた、そのパッケージも目を引く。
本家、よっちゃん食品工業のタラタラしてんじゃね~よ と。
タラタラしてんじゃね~よ(本家 駄菓子の方)
そんな、“タラタラしてんじゃね~よ”が、カップ麺になった!?
スーパーで初めて見たとき、思わず立ち止まって二度見してしまった。
タラタラしてんじゃね~よ味 焼そば。
あの駄菓子を焼きそばにしちまったか!
なんというチョイス。
販売元はエースコック。
なるほど、やりそうな会社ではあるな。
カップの中には、調味たれと、後入れのかやく。
かやくの袋の中には、タラタラしてんじゃね~よが!
・・・と思ったが、よく見たら違う。
どうやらただの、タラのすり身の乾燥シートのようだ。
購入して食べてみた。
本家の駄菓子の方には、“エスニック風味 激辛味”とあるが、
焼きそばの方は、“激辛”の文言は消されてある。
まあ、激辛といっても、本家の方も大して辛くなく、
むしろ塩味が強くて、しょっぱいくらい。
ぬーどるストッパーはラップランドさん。
カップを開くと、小袋がふたつ。
液体の調味たれと、後入れのかやく。
かやくはなんと、タラタラしてんじゃね~よ が、そのまんま入っている!
・・・と思ったが、どうやら違うらしい。
お湯を注いで3分待ち、湯切りをして調味たれを麺に絡める。
最後にかやくの、タラタラしてんじゃね~よを ふりかけて出来あがり。
ふんわり漂ってくる匂いは、なんとなくタラタラしてんじゃね~よ だと判る。
すする。
ああ~はいはい、良くも悪くも、あの味をしっかりと再現してくれている。
本家もそうらしいが、豆板醤が入っているらしく、少しピリ辛。
そして、やっぱり少し塩辛い。
だが、その塩辛さを、タラタラしてんじゃね~よの甘みが中和してくれる。
焼きそばと本家の駄菓子と。
具がまったく入っていないので、食事としては寂しいが、
まあ おやつとして考えると、アリかな。
完全なネタ商品だ。
そしてもう一品。
タラタラしてんじゃね~よのバリエーション、カレー味もあった。
こっちのパッケージのミュージシャンは、
ターバンを巻いてインド人らしさをアピール。
手にしていたギターが、カレーポットとスプーンに変わっている。
タラタラしてんじゃね~よに、
カレー味があったというのを、今回のコラボ商品で知った。
“辛口スパイシー!”と書かれてある。
こっちも辛いのを売りにしているようだ。
本家のタラタラしてんじゃね~よ カレー味と。
こちらもカップの中身には、調味たれとは別に、
“ふりかけ”として、タラすり身の乾燥シートが入っていた。
カレー味らしく、なんとなく色が付いていて、
表面にカレー粉らしきものがまぶされているような・・・?
調味たれと ふりかけ。
ふりかけの袋のなかには、カレー粉らしき粉末と、
タラのすり身シートが一緒に入っていた。
ふりかけの小袋には、カレー粉らしきものと、
タラのすり身シートが一緒に入っていた。
ぬーどるストッパーはニトクリスちゃん。
うん、カレー味。
フツーにカレー味。
スパイスも効いた、美味しいカレー味。
ただ、やはり具も何もないので寂しい。
すり身シートの甘辛さがアクセントになっている。
こちらも本家の駄菓子の方と、並べて記念撮影。
カレー味のタラタラしてんじゃね~よは、100均でみつけた。
セリアだったかな。
本家のタラタラしてんじゃね~よ カレー味。
ちゃんとカレー味。
でも少し塩辛い。
両方食べてみて、甲乙付けがたい。
特別おいしいいわけでもなく、ふつうに面白い商品。
こういうコラ商品は楽しいから好き。
難を言えば、大抵 一発限りの出荷で終わってしまうこと。
今年の1月上旬くらいまで見かけたような気がしたが、
もうすっかり見かけなくなってしまった。
まあ、リピートするほどのものでもなかったし、
妥当な販売期間だったのかもしれない。
記念撮影
タラタラしてんじゃね~よが販売開始が1990年。
あの頃でこのビジュアル・・・このパッケージのミュージシャンのモデルは、
BUCK-TIKUの星野英彦か、X JAPANのHIDEあたりだろうか?
エースコックのマスコットキャラクター、“こぶた”。
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