よろず戯言

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モロッコヨーグル

2011-10-23 22:10:17 | グルメ

懐かしの駄菓子紹介、その2。

今回はサンヨー製菓の、“モロッコヨーグル”。

 

Photo

大人買い。

ラベルの色での味の違いはない。

 

前回の菓道の蒲焼さん太郎と同じく、

このモロッコヨーグルも、見た瞬間に懐かしく感じる方が多いのではなかろうか。

商品名は意外と知られておらず、「モロッコヨーグル」といっても「?」という人が多い。

だが、この容器の形状や小さな木べらで すくって食べるという特長を言うと、

「あーあー!あのお菓子ね!!」となる。

 

直径3cm、高さも3cmくらいの小さなビニール製の容器に、

“ヨーグル”なるクリーム状のお菓子が詰められている。

ゾウさんのイラストの入った上ぶたをペラリとはがし、

これまた3cmくらいの長さの、小さな木べらですくって食べる(舐める)。

 

これがなんとも形容し難い味と食感。

ちょっと酸味の効いた甘いクリームで、舌触りはザラザラしている。

主原料であるショートニングの独特なオイル感もある。

トランス脂肪酸たっぷりだ。

江崎グリコのコロンや、ヤマザキナビスコのオレオ、

これらの中身のクリームだけを食している感じか。

 

Photo_3

グリコのコロンと、ナビスコのオレオ。

今度オレオをCMみたく牛乳にひたして食べてみよう。

 

子供の頃、これがひとつ10円で売られていた。

現在は倍の20円に。 

 

容器の大きさから解るように、小さな木べらであっても、

数回すくえばなくなってしまうような、わずかな量しか入っていない。

そしてまたこの容器、壺のようにくびれがあり、

なおかつ縁が少し反り返っていて、ここら辺りに付いたクリームがうまくとれない。

最後は木べらを使わず、容器に直接 指を突っ込み、ぐりんってやって、

きれいにすべて舐め取っていたものだ。

 

Photo_2

左:サンヨー食品 モロッコヨーグル。

右:ダイケン製菓所 オレンジヨーグル

類似品も多い。

 

ここにきて気になるのが、このお菓子の名前。

なぜに“モロッコ”なのか?

調べてみると、「モロッコの遊牧民がヨーグルトを食べていたから」説が出てきた。

が、モロッコって、地中海に面しているとはいえアフリカ側の国。

ヨーグルトのイメージが涌かない・・・ヨーグルトよりタコのイメージが。

なぜブルガリアにしなかった?

 

これが販売された当時、ヨーグルト自体、まだあまり知られていなかったのかもしれない。

ちなみに、“ヨーグル”としたのは、「ヨーグルト風味のお菓子」という意味らしい。

原材料にヨーグルトはおろか、ほかの乳由来成分も一切含まれてはいない。

  

Photo_4

容量も価格も10倍!

イラストのゾウさんもグレードアップ!

 

で、こんなデカいのを発見した!

通常サイズの10倍の量!

通常サイズは子供でも物足りなかったが、これなら大人も満足できる量だ。

だが、これを一気に食べたひとの感想では、「気分が悪くなる」とのこと。

やっぱりあのサイズがベストなのだろう。

 

Photo_5

子供の頃は、当たった記憶がないのに・・・。

またあの店に行って、もらいに行くのか・・・?

 

 

 


1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
1個でも体に悪いのに10倍w (MOKO)
2014-02-22 15:35:20
1個でも体に悪いのに10倍w
トランス脂肪酸で子供を殺す気満々ですね・・・w
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