よろず戯言

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でかぶと庵

2014-06-02 23:56:55 | グルメ

最近よく食べるカップ麺。

日清食品から発売されている、でかぶと庵

その名のとおり、大きめのカップに大盛りの麺。

食べ応えのある量、そして何よりも安い。

スーパーなどで100円を切る価格で廉売されていることが多い。

 

ラインナップは、うどんとそばの二種。

うどんは油揚げが乗った きつねうどんで、関西風のさっぱりだし。

そばは揚げ玉たっぷりのそばで、だしは濃い目の関東風。

廉売商品なので、どちらもかやくなど最小限に抑えられているものの、

安かろう不味かろうではなく、安くて美味い。

 

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麺もだしも、同社の主力商品のひとつ、どん兵衛をベースにしているようで、

だからこそ不味くなく、ふつうに美味しく食べられる。

麺の量が多く、その割にかやくが少なく、それでチープ感は否めないが、

その価格を考慮すれば、まったく問題にならない。

 

二種のうち、自分はどちらかといえば、そばの方をよく食べる。

九州の人間にとって、そばはうどんやラーメンほど馴染みのあるものではない。

ヘタしたら、パスタよりも馴染みが薄いかもしれない。

しかもそれが、西日本の人間が苦手な、醤油の効いた関東風の濃いめのだし。

自分も例外ではなく、うどんも醤油ラーメンも、関東圏のものは、

醤油辛くてスープを飲み干すことができない。

だが、そばに関してはなぜか、濃い関東風のだしが受け容れられる。

 

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福岡人(大分人も)には嬉しい、柚子胡椒の風味の効いた、濃いめの醤油だし。

麺はもはやカップ麺でもスタンダードになった、中細ストレート麺。

ちょっと多めの揚げ玉に、ネギ少々、かまぼこ一枚(二枚?)。

ポットのお湯だと、設定の4分じゃ芯が残ることがあるので、5分くらい待つ。

若い頃みたく、昼にあまりガッツリ食べられなくなった今、

これひとつで、けっこう腹いっぱいになる。

 

次いで、うどん。

きつねうどんなので、当然 具材に油揚げが入っているのだが、

これが、なんともかわいらしい大きさ。

どん兵衛のそれの半分以下の大きさ。

七味の風味の効いた、関西風の薄口昆布だし。

少量の揚げ玉と、卵、ネギが入る。

こちらも食べ応えのある量で、やはりこれひとつで満足できる。

 

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最初あたりに書いたように、どちらもスーパーなどで廉売されている。

小麦や大豆など、食品の原材料高騰の昨今、 企業努力が垣間見える商品だ。

だが、これら廉価用のコストを落とした商品の登場で、

昔ながらの主力商品の売上が、ますます落ち込んでしまうのではないかと心配もしてしまう。

 

自分はカップ麺であっても、美味ければ300円しようが購入する。

廉価商品も嬉しいが、日清には昔のラ王やGootaのように、

本当に質が良くて美味しい商品をまた出して欲しいものだ。

 

 


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