
つい先日、トモユキさんのブログ記事で、
クラブニンテンドーのポイント交換景品に、マリオカート8のサントラがあると知り、
さっそく未消化のポイントを使用して、それを注文した。
昨日、注文から一週間も経たずに、
クラブニンテンドーから、CDサイズ大の厚めの郵便物が届いた。
早っ!!もう届いたのかよ!
ちょうど休みで、朝から出かける予定だったので、
よおし、今日はこのマリオカートのサントラ聴きながらドライブじゃ!
出かける支度して、必要な荷物を鞄に詰めて、
おっと忘れちゃいけない!
マリオカートのCDも!
郵便物をハサミで丁寧に開封する。
・・・・。
なんだこれ?
すっかり忘れていたが、サントラと同時に注文していた絵本。
スーパーマリオ ひらいて だあれだ!? 。
マリオカートのサントラを注文しても、まだポイントが残っていた。
そこで、他にあれこれ悩みながら、一緒に景品を注文した。
そのうちのひとつがこれだった。
見て判るように、幼児向けのギミック付きの絵本。
甥っ子や姪っ子用にと注文したものだ。
本を開くと、次のページが二重に折りたたまれた構造になっていて、
上か右へと開くことによって、アクションが生まれる構造。
立体絵本とか、窓付きのギミックや、シールで遊ぶようなものではないけれど、
これがシンプルで、小さい子にはなかなか楽しめるのではなかろうか。
全部のページを読んでみたが、なぜかページをめくるたびに笑いが出た。
なんというかジワジワ来る。
対象年齢はおそらく2歳から3歳くらいまで。
読み聞かせというほどではないが、
ページのギミックを使いながら読んであげたら、喜びそうだ。
4歳くらいになると、もうこの手の絵本は楽しまないかもしれない。
ただ、ゲームに初めて触れる年齢が4歳くらいだろうから、
それ以下の小さな子どもが、マリオやピーチ,ヨッシーを認識できるか問題。
うちの甥姪も、自分のプレイしているマリオカートやスマブラでマリオ達を観てはいるが、
そのキャラクターの名前とか、ゲーム上の立ち位置なんかを把握してはいないと思う。
まあでも、非売品なうえ、必要ポイントも低く、
小さな子どもが居る家庭では、もらっといて損はないと思う。
ニンテンドーポイントが余っている、お父さんお母さん,おじいちゃんおばあちゃん、
引換期限が来る前に、このギミック付きのスーパーマリオの絵本、
ひらいて だあれだ!? どうですか?
オススメです。
でもって、マリオカート8サントラの方は一日遅れで本日届いた。
送料無駄だから、同梱で送ればいいのに・・・。
風呂からあがってじっくり聴くべ!
そう思っていたのだが、未だに開封していない・・・。
パソコンの電源を入れると、ショッキングなニュースが飛び込んできた。
・・・・。
任天堂の社長、岩田聡 氏が亡くなられていた・・・。
岩田氏の訃報を受けて、なんともいえない残念な気持ちでいっぱいになった。
ミーバースのコミュニティをみると、
どこもここも、岩田社長への追悼メッセージでいっぱいだった。
どれもこれも「そうだね!」をクリックしたくなる。
右:ドラゴンクエストⅩコミュニティ
左:スマッシュブラザーズコミュニティ
右:マリオカート8コミュニティ
左:スプラトゥーンコミュニティ
実際のところ、あまりこの社長の人物像をよく知らなかった。
調べてみると、元は敏腕プログラマー。
自分がお世話になったタイトルだと、
星のカービィシリーズ、MOTHER2,スマブラシリーズ等に、
プログラマーとして中心的人物として携わっていたらしい。
前社長の故 山内氏の指名により、代表取締役社長に大抜擢された。
64~ゲームキューブ~ゲームボーイアドバンズと、
ハードの売上が低迷だった任天堂に、
Wii,ニンテンドーDS,そしてWiiUにニンテンドー3DSと画期的なハードを次々と世に送り出し、
コンシューマーゲームの新境地を切り拓いて、任天堂の再燃を見せてくれた。
ニンテンドーダイレクトなど、自らが宣伝活動にも意欲的に活動し、
その愛嬌あるキャラクターと物腰の柔らかな人柄で、
世界中のゲームプレイヤーから愛されていたようだ。
彼の公式サイトでの紹介記事を読んだり、
プレゼン動画を見たりして、各種ソフトやハードの購入を決めた!って人も多いようだ。
追悼メッセージのなかに、そういった記事がたくさんあった。
ドラゴンクエストⅩプレイヤー専用サイト、冒険者の広場。
そこの交流酒場の冒険日誌にも追悼記事がたくさん寄せられていた。
任天堂は知ってる方も多いだろうが、かつて世界トップクラスの優良黒字企業だったが、
近年は経常利益赤字が続いており、ハードの売上不振で苦境に立たされている。
決してハードの性能が同業他社のライバル製品に劣っているわけではない。
ソフトも人気タイトルがコンスタントに発売されている。
ユーザーのゲーム機離れが進んでいる現状が要因で、
スマートフォンやパソコンで手軽にできるゲームの方が人気を集め、
任天堂もとうとう、今年の一月、大手モバゲー開発企業、DeNAと資本提携を発表。
スマフォ向けゲームアプリに参入することを発表した。
スマッシュブラザース3DS/WiiU、マリオカート8、
そして先々月発売されたばかりで大盛況のスプラトゥーン。
ファイアーエムブレムの新作も大好評なようだし、
バーチャルコンソールでは、MOTHERやゼルダなど旧作も人気で、
任天堂作品の人気に陰りはまるで感じられない。
だが、それでも任天堂の行く末に不安を感じていたのは確か。
だが、岩田社長はじめ、任天堂の精鋭たちが、
このコンシューマーゲーム冬の時代を乗り切って、
また近い将来、世界有数の優良企業に返り咲いてくれるであろうと信じていた。
そんな矢先に、この突然の悲報。
志半ばで本人が一番、悔しいだろうと思う。
社長という重責で積み重なった心労なども、
病魔に蝕まれるのを加速してしまったのではなかろうか?
そんなネガティブなことも思ってしまう。
55歳という、早すぎる逝去に、ただただ残念で仕方ない。
親族でもない人の死で、こんなに悲しい気持ちになったのは、
20年ほど前、プロレスラーの福田雅一が試合中に急逝したとき以来だ。
本当は、「ひらいて だあれだ!?」の記事と、
マリオカート8のサントラの感想を書く予定だったが、
このタイミングで岩田社長の訃報という、ショッキングな出来事があったので、
急遽、記事の内容を変更した。
岩田社長、今までありがとうございました。
あなたが残して下さった、たくさんの楽しいゲームで、
いい歳をした大人になった今でも、こんな夜ふかししてまで、それに夢中になっています。
謹んでご冥福をお祈りいたします。
3DSのすれちがいMii広場で、いつぞやすれ違った岩田社長。
カービィの帽子を被っていたっけ。
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