今日は「なごや市民スポーツ祭バレーボール競技（高校の部）」に参加しました。この大会におけるバレーボール競技（高校の部）への参加は、先日行われた愛知県選手権大会支部予選会で、名古屋南支部、名古屋北支部それぞれ名古屋市内のチーム上位4チームに与えられ、合計8チームで行われます。高蔵は名支部4位で、今日は名北1位の名古屋商業高校と1回戦を戦い初戦敗退となりました。8月の県大会で残っていた3年生4名が引退してから、はじめての新チームでの公式戦となりましたが、これからのチームの課題も強みも見えた大会となりました。夏休みも残りあとわずか。次の大会まではあと約1ヶ月。新チームでのミーティングでの目標は先輩たちが果たせなかった県大会での1勝となりました。まずは、9月の全日本選手権大会の支部予選（春の高校バレーの予選）を勝ち上がり、連続県大会出場を続けていく中で、チームとしての実力を高めていきたいと思います。
今日は愛知県選手権大会の初日でした。新型コロナウィルス感染拡大がとまらず、5校が棄権という異常事態の中ではありましたが無事、参加することができました。4月の総体県大会後に、9人の3年生のうち、4人がこの大会まで残る決断をし、見事4大会連続の県大会出場を果たしてくれました。初戦は第1シードの誠信高校でしたが、棄権のため不戦勝。県大会初勝利が転がり込んできました。続く2回戦は安城学園。県大会常連校でもあり、何度か練習試合もさせていただいていましたが、このチームでの最後の試合ということもあり、全力で戦うことができました。結果は０－２のストレート負けでしたが、最後まで戦う姿勢を失わず試合をすることができました。
この大会をもって残ってくれた3年生4人は引退します。初めはバドミントン部に入部するも、大好きなバレーボールをやめることができず、結局3年間、大好きなバレーボールで汗を流し、一見クールに見えるけれど、悔し涙も嬉し涙もいっぱいながしたモカ。中学校では控え選手、1年生のときはよく倒れていたヒナ。最後は頼もしいセンタープレーヤーに成長してくれました。個性あふれる3年生たちの中でもしっかりした存在感をもってチームを支えてくれました。「名南１のセッターになるぞ」と1年生のときに約束したものの、いつもコートの中では泣きべそばかりだったウラ。それでも最後はアタッカーにいいトスを上げようとコートの中を献身的に走り回る姿に彼女の成長した姿を見ることができました。とても明るく、チャランポランなところもあるけれど、最後は部員みんなが認めるキャプテンに成長してくたハル。中学時代にキャプテン経験者が複数いる学年でしたが、キャプテン未経験のハルを抜擢して大正解でした。彼女の成長に期待するともに、このチームはハルが攻撃の中心として活躍するチームにしていきたいという顧問の思いに見事に応えてくれました。最後の挨拶でも後輩たちを気遣い、やさしい言葉を投げかけている姿からも4人の成長した姿を見ることができました。本当に3年間お疲れ様でした。そして、たくさんの思い出をありがとう。これからも後輩たちの活躍を温かく見守ってあげてください。
さあ、次は新チームでの新たな挑戦が始まります。3年生たちの思いを受け取った後輩たちがきっとまた素敵なチームを作っていってくれると信じています。