選択の連続により私自身、一昔前とは思考も行動も
めぐり会う人たちもずいぶん変わってきました。
9月に中国へ行かれた名古屋栄の、ある社長の話では
工場で働く若い人たちの多くは、田舎から出てきて仕事をし
その給料のほとんどは親に仕送りするのだそうです。
10代の若い人が一番欲しいものは携帯電話だそうで
携帯電話を買うために一生懸命努力しているそうです。
話の中で驚くことは、昼の食堂でのメニューと食べる場所に
役職によって差がつけられていることです。
役職でない人たちは、おわん一つにご飯とおかずがつめられて
終わり。一方、役職はといえば、プレートに何種類もおかずが
乗り、食べる席も違うそうです。
いつかあの食事、いつかあの席で、と気持ちを奪い立たせ
頑張るそうです。
このハングリーな気持ちを平等や自由を理由に、どこかに忘れて
しまってはいませんか?
「甘え」を有効活用し「忍耐」や「頑張り」が欠如していませんか?
日ごろ私達は多くの出会いや気づき、体験をします。
自分が何かを掴み取ろう、学び取ろうと強く意識していないと
ただの出来事で終わってしまいます。
自分の意識が常に研ぎ澄まされていれば
常にアンテナが張り巡らされていればどんな日常の出来事でも
気づきに変わり、それをヒントに落とし込むことでビジネスにも
大きな変化をさせられます。
ビジネスをしている方であれば、もっと収入を増やしたい
売上をもっと伸ばしたいと思うのは当然ですね。
しかし、多くの方がそう思いながらも、結果を出している人、
努力をしても結果が出ない人にわかれてしまいます。
たとえば年収1億の人と、500万の人の努力は20倍も違うでしょうか?
答えはNOでしょう。
だって500万の人だって一生懸命やっているはずで
その20倍の1億を稼ぎ出す人が20倍もの努力を、そうは簡単に
できるものではないはずです。
では、何が違うのでしょう?違いを生み出す違いって何でしょう?
それは、ほんの少しの考え方、ほんの小さな毎日の習慣なんです。
チャンスに恵まれない人の共通点は
言い訳が多い、否定的、行動力がない、といった特徴を
持っているようです。また自分の状況が不利になると
責任を自分以外のことに押し付ける傾向があります。
どんな状況下でも、常に選択なのです。
思いの種をまき、行動を刈り取る
行動の種をまいて習慣を刈り取る
習慣の種をまき人格を刈り取り
人格の種をまいて人生を刈り取る
ほんの小さな毎日の習慣、毎日の選択を
少しだけ変化させることを意識してみてはいかがでしょう。
結果を見て行動を変えるだけではダメですよ。
なぜならそれは3日坊主になるから。
行動を起こす根本である「思い」「感じ方」「考え方」を
変化させてみてください。
エンジンのついた船で目的地に向けて
一直線に進むのではありません。
右往左往しながらも方向を変えながら力強く前進するヨットを
イメージしてください。
可能性を探るとき限界を作らないことが大事です。