タイコンオロシ TAIKON OROSHI  

メルボルンからタイコとよもやま話

稽古見学。

2006-05-31 | ハジメマシタ/只今レンシュウチュウ
お囃子の講習も残すところあと2回になりました。
今日は保存会会員の皆さんの練習を講習会後に見学させて頂きました。

練習はすでにお囃子で実際に使われるセットで素囃子10分位を1セットとして次々に入れ替わり立ち替わり好きな所で演奏していくスタイル。手取り足取り教えていくのではなく、「見て先輩の技を盗む」やり方。時間が無いからドンドンとやりたい場所について練習していく。サッパリとしていて見学していても気持ちがいい。

何組目かに熟年組がセットに付いた。叩き始めた瞬間からお囃子が呼吸しているかのように活き活きと聴こえ、四助(鉦)、トンビ(笛)、大胴(太鼓)、締(真/流れ)の5名のノリが気持ちよく絡み合い、それは正に「Groove」していた!!そして、軽やかなバチさばきに惚れ惚れ。真と流れの掛け合いはまるでお互いに会話をしているみたい、会話というか、熟年の漫才コンビのようだ(すごい例えでスミマセン)。すげー!

和知太鼓といい、神田囃子といい、日本には昔から伝承されてきたノリノリ太鼓MUSICが沢山あるではありませんか!
三宅島の三宅太鼓だってあの微妙な訛りがどんどん早くなっていくと、呆然とする程スゴいノリ。

さらに追求してみたいですわ。目指すはバチ持ったノリノリオバア!

太鼓デ歌ヲウタウ

2006-05-29 | ハジメマシタ/只今レンシュウチュウ
W.S.2日目。
2日目があってよかった~。と言うのは1日目と違って心から太鼓が楽しめたから。ちょっと心に余裕が生まれ、LEOさんや参加者のみんなが織り成すリズムの中で気持ちよく一緒に太鼓でお話が出来たから。いつまでもいつまでもずーっとみんなでこのまま叩き続けていたい、と思った。その空間が楽しくて楽しくて、持参したMY太鼓も喜んでいるようで、W.S.中、ずーっと担いでいても全然重さなんて感じなかった。身体も軽い。

1日目のあの重~い頭、身体は何だったのだろう?呼吸をするのも正直辛かった。
仕事が忙しいあまり何事も後回しにしてきた余裕のない生活のツケが一気に回って来たようだ。身体もむくみ、体調も良いとは言えない日々。実際、前日の金曜日の晩は仕事中に首が回らなくなり、W.S.に参加出来ないかと心配した。

そう思うと、自分の周りの余分な物がうっとおしく重たく感じて今日は残業して会社から帰って来てもいてもたっていられなくて、夕飯もそこそこにすぐに部屋の掃除をした。でも、まだスッキリしないので明日も要らない物を処分してもっともっと身軽になりたい気分。こんな状態で太鼓を叩いても気持ちがいいリズムも重~く、心も太鼓も踊らない。新しいことを吸収し、創造することも出来ない、と恐ろしく実感した。


太鼓は叩けばすぐに音が出る簡単な楽器だけど、叩く人の状態をそのまま表現する。


早く身軽になって昨日一緒にW.S.に参加してくれたMY桶ともう一度向かい合ってみたいと思う。早く太鼓ケースも作ってあげるからね。待っててね!

なんだか今まで以上にMY太鼓が愛おしくて仕方がない
早く太鼓が叩きたくて仕方がない
また基本からはじめてみよう

初見失格!!

2006-05-27 | ハジメマシタ/只今レンシュウチュウ
LEO氏の桶W.S.に参加。今回は2DAYS。
初日から撃沈。あとで冷静に思い出してみると以外と簡単なフレーズがLEO氏を前にすると緊張(?)の為が全く覚えられない。一度聴いただけで私以外の人はすぐに覚えられるみたいだ。どうしてなんだろう?みんな素晴らしいなぁ。

私はすぐに覚える事は出来ないが、しかし一度覚えると中々身体から抜けないタイプである。このW.S.ではそんなの役に立たない。時間は限られているのだから。まったく冷や汗だ。。。。。

明日はもっとリラックスしてノリを楽しみたいなぁ~。
LEO氏が作り出すリズムは面白くて、叩く姿はしなやかで美しい。あんな風に出来たらな~

神様~、お願いだから私にリズム感を下さい

けやき

2006-05-24 | small talk よもやま話
府中の大国魂神社へ続く500メートルの「けやき並木」。
そして、神社入り口の樹齢1000年以上と言われている巨大けやき。
けやきは「府中市の木」とされている程、大切に保存されている。

でも、、思わずにはいられないから、声を小にして呟いてみる。

「これ全部で何台の太鼓が作れるのだろうか?


すみません、罰当たりな発言。でも太鼓打ちならば誰もが思うはずだ、よね?

府中の大太鼓

2006-05-23 | タイコ訪ねて三千里
すっかりご報告忘れてましたが、GWに府中の大国魂神社の「くらやみ祭り」に行ってきました。府中と言えば、「大太鼓」が有名ですが、いやーーーーーっ予想より大きな太鼓達が地響きと共に続々と登場してきて、御神輿より太鼓達に目が釘付けになってしまいました。一打叩くごとに振動が身体全体に響き、血流が良くなりそう~。

うちの地元のお隣一帯でも宮太鼓をバットと言ったらいいのか?こん棒みたいなバチで一打一打丁寧に思い切り太鼓を打ち込みながら神輿を先導している。私は一度も叩いた事がないが、想像すると、目の前は太鼓の皮で、つまり視界全体は太鼓。バチで皮を叩く時に打ち込む角度を間違えたら指を骨折してしまいそうに思える。。。

写真の府中の一番大きな太鼓は昭和60年製で材質はブビンガ、皮面直径が2メートルあり、岐阜の2メートル6センチの太鼓が出来るまでは日本一大きな太鼓だったそうだ。

となると、気になるのはこれらの太鼓達のお値段。大太鼓が通り過ぎる度にこれはX,XXX万円、あれはXXX万円などそろばんを弾いていたから、大国魂神社の神様がお怒りになったのだろうか?家に着く頃には頭痛がしてきて、翌朝は発熱で頭痛でG.W.最後の日は笑門の練習もお休みして一日中布団の中で過ごすはめになったとさ。

大きな太鼓達、人生一度は見てみてください!

神着の祭りへgo!

2006-05-22 | small talk よもやま話
先日の京都/和知太鼓旅行の最終日。

「手作り市」が開かれている知恩寺入り口にて9:30から発売される三宅島行きのチケットの予約電話に励むx3名(プラス東京で1名)。中々電話が繋がらずに、復活する祭りを見る事は出来ないのか!?と落胆しながらもあきらめずにリダイヤルすること10分、ようやくつながりチケットが取れました。。。。。やった~


市に来たみなさんから見たら、何度も同じ動作を繰り返すかなり異様な3人組だったでしょうが
そんなこと気にしちゃいません。取れました!チケット!やったー

どうか台風が来ませんように!
フェリーが出ますように!
船が出る限りはゲロ覚悟で乗りますわよ!

和知っちきちー。

2006-05-21 | Taiko friends タイコ友達
念願の「和知太鼓」に挑戦!!佐渡のECフリンジでのパフォーマンスを見て以来、ずーーーーーっと叩いてみたくて仕方がなかった。長い間の片思いが通じたようなそんな嬉しさ。

地元の方が叩く軽やかなバチさばきながらも粘りがあり力強い太鼓はそんな短期間では叩くようにはなれないのは百も承知。叩き込んで少しずつだけど進歩していくのが解るのが面白い。久々に無心で太鼓に打ち込めました。そして、和知太鼓のみなさんとの交流も楽しかった~。私達が泊まった宿に次々とおつまみ片手に集まってきて下さり、新鮮なイカの刺身とイカスミのお歯黒見せ合いで大盛り上がり!和知、笑門からの代表各1名がお歯黒顔を披露し合いました。そして、興味深い和知太鼓の歴史の話も伺うことが出来ました。現在の練習場(これまた素敵な練習場!)の所に和知太鼓資料室を作る予定があるそうで、練習室には老人達が和知太鼓を叩く素敵な白黒写真が無造作におかれていましたが、これらが今後資料と共に展示されるのでしょう。楽しみです。

私たちの為に普段は和知から離れて暮らしているみなさんが駆けつけてくれて一緒に練習して下さいました。お母さんと一緒に参加したちびっ子が見よう見真似で叩く太鼓はもう少しで全フレーズが完成しそうでした。こうやって和知の太鼓が身体へ自然に染み込んでいき、次の世代へ継がれていくんだな~。私の育った所には地域に根ざした太鼓がないから、そんな姿を見てすごく羨ましくなりました。三宅島の太鼓、そして、和知太鼓と私の宝物が増えました。

保存会の皆様、ありがとうございました!

三崎稲荷神社の例大祭へ行ってきたよ~。

2006-05-10 | タイコ訪ねて三千里
5/4は東京ドームがある水道橋駅の目の前にある三崎稲荷神社の例大祭へ行ってきました。現在習いにいっている「神田囃子」が神社で演奏するというので、これは生演奏見る良いチャンスだと駆け付けたわけです。神社に到着した時には神輿達は町内を神社を宮出し(神社を出る)後に町内を御渡し中でお囃子のみなさんも休憩中、現物客もまばらでした。1時間ばかり町をうろついて神社に戻ってみるとあちらこちらから人が湧いて来て神輿の姿が見えてきました。

実は今まできちんと神輿が担がれるところをみたことが無くて、みんなが担いでいる神輿は神社の形をしているのですね、初めて知りました。神輿の宮入(神社に戻ってくる)やその後の三本締め、そして町内会へ戻っていくまでを見ることが出来ましたが、私は「どうしてあーやるの?」「どうしてこうなの?』と沢山調べてみたくなりました。

ちなみにお囃子は私達が練習しているスピードよりかなり速かった為、30%くらいしか理解できませんでした。。。 


タイコンオロシ的江戸の祭りの楽しみ方

 太鼓の担ぎ手(男子)の締め込み率高し!半纏の裾からのぞくお尻にやはり目が行ってしまうのは私だけでないハズ。青梅では1人も見かけませんでしたが、、、

 着物/浴衣姿に半纏を纏うおかみさん衆が素敵でした。


三崎稲荷神社例大祭
総武線 水道橋駅下車すぐ
<神輿のきほん>神輿とは、祭礼時に神体や御霊代(みたましろ)が乗るとされる乗り物です。/メトロガイド5月号より
  

青梅大祭行ってきました~。

2006-05-09 | タイコ訪ねて三千里
G.W初日の5/3、はるばる行ってきました青梅まで!!
お囃子は活きのいい若者、女子の参加率が高くてエネルギーに満ちあふれていました。青梅大祭と言えば、「けんか囃子」と言われているのも頷けます。山車(屋台)がすれ違う度に繰り広げられるお囃子・踊りの競り合いは昔はどちからか負けるまで延々と囃し合ったそうだが(立ち寄ったコーヒー屋でオジさん達がそう話していた。)、今は祭りの運行上、時間で区切られてしまうそうです。

そして、山車が各町内会に納められた後に偶然聴くことが出来た「木遣り歌」。かっこいい太鼓のリズムに乗り、しみじみと「木遣り歌」を歌いながら、お囃子連中達が暗闇に消えていく姿は美しかった。。。。

タイコンオロシ的青梅大祭の楽しみ方
  昭和の景色が残った町並みが懐かしいよ
  青梅流の三本締め(?)にビックリ。
  数多くの祭り出店グルメが楽しめます。ひょうたんに入った唐辛子も買えます。
       チョコバナナは4色あった!
  各町内会の半纏を身に纏ったオジさん達の着こなしが楽しめます。オジさん達、本当に素敵です。
  祭りの見所エリアは混み合うのでちょっと外れた所でゆっくりと楽しむべし。
       それでも全ての山車は見られます。ひとつの町内会の追っかけをするのも面白いよ。

青梅大祭 
2006年度は5月2、3日でした(来年も同じ日かな?)
交通: JR青梅線 青梅駅下車すぐ(駅降りてすぐ右にある観光案内所でパンフレットをまずゲットすべし)