タイコンオロシ TAIKON OROSHI  

メルボルンからタイコとよもやま話

雨の中。

2007-06-30 | 日本ニハ面白イモノ沢山アルネェ
晴天祈願は土曜日のキャンドルナイトまでしか叶わず、夕方から郡上踊りin青山へ行きました。雨はしとしとから本降りになっていました。



雨だから中止になっているかもなぁ、、、と思いながら駅の階段を出ると、、、お囃子の音が聴こえてくる!ワクワクドキドキしながら会場の梅窓院の孟宗金明竹の小道を歩いていくと、大勢の人が傘代わりに手ぬぐいを頭にかぶって踊っていました。その姿に思わず感動

毎年お見かけする浴衣の男性も踊ってました。(実はこの方にどこかでお会いしたことがあるのだけど、毎年どこのどなたか思い出せないでいる。。。。)物販の藍染めのお店の方もいる!去年はキャラメル色x藍染めが可愛いキャミソール、今年は絞りのバンダナを購入しちゃいました。

お囃子はしっとりした感じに下駄の響きが心地良いものがあったり、「春駒」はノリノリで何度でもアンコールの声を掛けたくなる程楽しい。踊りは複雑ではないけど、手拍子のタイミングや下駄の踏み込み方は踊りこんでいる人は間の取り方が絶妙にうまい。だから踊りに参加しないで見ているだけでも楽しいのだ。傘をさしながら長い間踊りの輪を眺めていました。

下駄を持って来なかったことを後悔。でも、雨の中踊っていたら確実に風邪をひいていたな。ずぶ濡れになって長時間踊っていた皆さんが風邪をひかれてないといいのですが、、、。


いつか本場の郡上の踊りを体験してみたいです


世田谷ボロ市

2007-01-27 | 日本ニハ面白イモノ沢山アルネェ
先週の話ですが、世田谷ボロ市へ行ってきました。

ボロ市は世田谷ボロ市は、天正6年(1578年)に小田原城主北条氏政がこの地に楽市を開いたのが始まりで400年以上の歴史がある行事です。古着や古道具など農産物等を持ち寄ったことから「ボロ市」という名前がついたそうです。

行った目的は「木魚」探し。MY木魚が欲しい。
最近なぜだか無性に木魚をぽくぽく叩きたくなることがあり、叩いたことがないけど、叩いたら音が気持ちがいいだろうなーっと。ただそれだけの理由

たくさんある骨董屋を隅から隅まで探したけど、見つかりませんでした。何軒かの骨董屋さんは「いつもはあるんだけどねぇ」と。でも今年はどこも木魚置いてませんでした。その中の1軒にまるで土の中から掘り起こしたかのような平太鼓(推定1尺)が8000円で売ってました。どう保管したら、どう使ったらあんなに汚れるのだろうか?と不思議な程汚れた太鼓でした。売れたかな?あの太鼓。

タイコンオロシ行きつけの太鼓屋さんも出店してました。ボロ市らしく、鳴り物と破格なバチと使用済み?(張り替える為に剥がした)太鼓の革を販売していました。真冬の2日間朝から晩まで寒い中、まるでスキー場にいるかのような格好で店番をされていましたが寒そうでした。風邪引かないで下さいね~。



太鼓屋さんはもう1軒、宮城県から出店してました。
宮太鼓や餅つきの杵、獅子頭、、大量に商品を広げていたけど、安くはない商品達がボロ市で売れたのでしょうか?
一軒家を購入したら獅子頭を床の間に飾りたいわ~寝室には置けないでしょ。夜こわいし。



セコンドハンドの着物や帯も格安でたくさん店が出てましたが、タッパがあるあたくしには着物は袖が短すぎるし、帯で担ぎ桶太鼓のストラップを作ろうにも、タンスには以前購入した何本か眠ったままだし(い、いつか作ります。汗)、財布の口は死守しました

しかし、地方物産の屋台で財布の口がぱかーっと開く。
残念ながら名物「代官餅」は既に完売。でも、代わりに煮こんにゃくや甘酒を堪能してきました。試飲を隅から隅までした後(ゴチになりました)にごり酒を土産に購入しました。
1人で飲んじゃったけどね。



 
世田谷ボロ市は毎年1月12月の15、16日に開催されます。
最寄り駅は世田谷線の「世田谷」か「上町」下車。人の波に乗ってすぐ。

キアイキアイキアイだー!

2007-01-18 | 日本ニハ面白イモノ沢山アルネェ
先週の土曜日に神田明神で「だいこく祭り」があり、その中の冷水で身を身を清める「寒中禊(かんちゅうみそぎ)」を見学しました。50年ほど続く恒例行事だそうで、今年は19~59歳の男女28名が参加したそうです。境内にはテレビカメラや一眼レフカメラを携えた人々、見学者でごった返していました。


 
男性は半だこ、女性は白装束姿でのぞみます。
この後、身体を暖めるために境内を一周走ります。

巨大な氷柱が3本も入ってます。

「エイっ!!」と気合いを入れながら木の桶で冷水をかぶり身を清めます。何組かに別れて何度も順番に水を浴びるのですが、ずぶぬれになりながら順番待ちをしている時の方がブルブル震えていて寒そうでした。そんな参加者達を完全防水した神田囃子が励ましてくれます



日本ニハ面白イ不思議ナ行事ガ沢山アリマスネ~



オンラインニュースでも紹介されています(期間が過ぎるとリンク切れになると思います)