無用の用 という言葉をご存知ですか。
ネットで検索すると以下のように書いてあります
無用の用とは、役に立たないと思われているものが、実際は大きな役割を果たしているということ。
老子は器は、器の中に無駄な空間があるから容器として機能している、と言ってます。
また、ある会社で仕事ができない人、結果を出せない人は会社の扶養家族だと言って社長が解雇してしまいました。
社長は、仕事ができる人だけいれば売り上げはもっと上がるだろうと思ったそうです。ところが、いざそのようになった途端売り上げは下がり仕事ができる人も辞めてしまったそうです。
理由は、仕事ができない人たちがやっていた雑務も仕事ができる人はやらなければならなかったことでばかばかしくなってしまったからだそうです。結果的に会社が倒産してしまったそうです。
私は、資産は一切ありませんがお金もありません。よくいくら持ってるとか、お金がたくさんある事を言う人が30年前に比べて増えたように思います。でも、お金がない人がいるからお金がある人が目立つだけだと思います。
高速道路を走っていて思うのですが、新党名は3車線の企画と2車線の規格が混在しております。
全線三車線で計画していたのを当時の世論が無用無駄だと言って排除した結果渋滞などトラブルの原因となっております。
私たちは、とかく目立つ人や何かを持っている人に注目しがちです。
道端に咲くタンポポだって、地味な緑色の葉があるから鮮やかな黄色が入るのです。
人間も地べたで這うようなその他大勢がいるからある特定の人が目立つのです。
車と言う乗り物も、それを作るまでのいろんな人が関わっているから存在するのです。
派遣会社に登録して、仕事をするのもコーディネーターと言う人がいるから仕事ができるのです。
私は、縁の下の力持ちのことを忘れないように心がけたいと思います。