選手の意外な一面．．．

我が低学年チームの３年生Ｓ君の話です。
ウチの息子と幼稚園から一緒の子です。

かれこれ２年位前に彼はお兄ちゃんがチームに入る時に一緒に入ってきました。

チョット落ち着きが無く、忘れ物はいつもの事．．．
なかなか上達せず今では同級生に置いて行かれ下級生にも追い越されています。

そんな彼ですが「えっ！？そんな事があったの！？」と思うな話をカミさんから聞きました。

校庭での練習中にいつも道具などを置いておく場所から道具や水筒を持って反対側へ移動する事があります。

私はグラウンドの中では走って直ぐに移動しなさい！と指導しています。

当然、選手たちは走って移動を始めます。

私も次の練習の準備で先に移動を済ませているので見えていませんでした。

体験入部で来ている２年生の子が勝手が分からずマゴついているとＳ君が来て遅れれば注意されるにも関わらず、「どうしたの？これと、これを持って行けば良いんだよ。」と優しく手伝ってあげていたそうです。

私が持っていたＳ君の印象は落ち着きが無く、整列も一番最後にやって来る、みんなと同じ事がなかなか出来ないと言うものでした。
正直、Ｓ君は来年４年生で低学年チームの最上級生になりますが心配の種でした。

この話を聞いて感心したと同時に、指導者としてもっと周りを見なければいけないと反省した一件でした。