施設長 萩尾章

歳月人を待たず　　　　
新年あけましておめでとうございます。ご壮健にて輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
年月は人の都合などにはお構いなく、どんどん過ぎ去って行ってしまうものです。当施設は昭和５４年４月１日に開設し、今年３月３１日で３９年の歴史を迎えようとしております。
老人の福祉に関する原理を明らかににし、高齢者に対して心身の健康の保持及び生活の安定のためを目的に昭和３８年老人福祉法が施行。また、高齢者の健康の保持、予防、治療、機能訓練など総合的に図る目的で、昭和５８年に老人保健法施行。特養ホームの利用を法に従って決定された借置制度から意思表示の合致によって契約し利用開始となる介護保険法が設けられたのが、平成１２年４月１日であります。　振り返ってみますと老人福祉法施行から半世紀余、老人福祉対策の変還の中で深く心に刻まれ不安の中に取り組んだのも昨日のようで、高齢者にとって素晴らしいことは「健康寿命」でいついつまでもと思う次第でございます。皆様方のご協力を仰ぎながら「利用して良かった」と慕われる介護施設に取り組む所存でございますので今年も宜しくお願いします。　　　　

平成３０年元旦