新年あけましておめでとうございます。
誰にでもあった幼い頃、親がいなければこの世に自分は生まれてきていません。老人さんもいきなり歳をとったわけではありません。一人では何にもできなく、両親にいっぱいの愛で育ててもらった幼児の頃、悩んだり喜んだりした娘時代があり、結婚し母になった時期もあり長い人生でどれだけの事を経験してきたのでしょう。今は認知症で何もわからず、子供の顔もわからない人もいますが、その人にもしっかりしていた時代があります。私の父は数年前からアルツハイマー型認知症で実家の近くの老人ホームでお世話になっています。母も少しずつ認知症が始まって来ています。仕事、家庭をもっても親はいつまでも自分より大きく、何でもできると思っていました。今、親がだんだん小さくなり出来ることが少しずつなくなってきていくのを悲しく思いますが、縁あってこのホームで仕事をして利用者との出会いがあり様々が人生の在り方というものを見せて頂いています。感謝です。今年も自分の親だったらこんな看護をしていきたいと思いながら利用者に接して行きたいと思っています。
私も介護を受ける立場になったらそういう人にお世話になりたいと思います。