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『クヌート』

2009年08月14日 | 映画
★★★★★

映画『クヌート』を観てきました

ドイツ・ベルリンの動物園で生まれ、母グマの育児放棄から人口哺育をされたホッキョクグマのクヌート。
厳しい北極の自然の中で生きるホッキョクグマの親子。
ロシア・ベラルーシの森で生きる、母グマを人間に殺されたヒグマの兄妹。
それぞれの異なる環境で生きるクマ達の生態を追っていく映画でした。

もう、クヌートが可愛くて可愛くて
あまりの可愛さに涙目になっちゃいました(笑)


ここからは、若干のネタバレを含みます。











しかし、
「親グマが育児放棄した子グマを人間が育てるのは、動物保護の考えに反する。
人口哺育は止めて、クヌートを安楽死させるべきだ」
という記事が出て、ドイツ国内外を巻き込んで大論争が起こったそうです。
もちろん動物園は育てることを選んだのだけれど、そういう意見があることが私には衝撃的でした。
上野動物園の園長さんが、
「動物園で生まれた命を救うということは当たり前のことだ」
と仰っていましたが、そのとおりだと思います。

あと印象的だったのは、クヌートと飼育員のトーマスさんの関係。
トーマスさんが、クヌートを可愛くてたまらないと思っているのが伝わってきたし、
母親代わりとしてクヌートを一人前のホッキョクグマにしてやろうとしているのも分かりました。
クヌートの方もトーマスさんのことを信頼しきっている感じで。
だから映画の最後でトーマスさんが亡くなったことを知ってすごく悲しくなりました。

しかし、クヌートの愛らしさにはすっかりやられました(笑)
DVDはもちろん買うつもりだし、ひそかに写真集もねらっています

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