水の中に漂うその姿を思い浮かべると、
あいつら何にも考えねーでプカプカ浮かんでりゃいいんだから羨ましいよなぁ。
とか思います。 卑屈な奴です。
仕事に追われ疲れ果てた君が不意に立ち寄った水族館、
水槽の中、無数に漂うクラゲを見ている。
ただ見ている。
遠くから聞こえる設備音だけがきこえて
ただ見ている。
そう、ただ見ているだけなのだ…。
…
いや心配心配!
なんだなんだどうしたぁ!?
大丈夫か? いや大丈夫じゃねーな!
色々あるだろうけどさ、休んじゃえよ!
じいちゃん死んだとか嘘ついてさ!
わざと職場で倒れてみたりさ!
嫌な上司とかいたら俺がイタ電かけまくってやるしな!
そもそもなんなら辞めちまえよそんな仕事!
頑張ろうぜ!なんて言わないけどさ、
休むこととか逃げ出すことは頑張ろうぜ!
みんなさ、無理しすぎなんだよ。
仕事も飯も腹八分目が丁度いいんだよ。
薪を背負いながら本なんか読んじゃダメだよ。
バカになるよそんなことしたら。
酔っ払いながらウンコチンコ言ってりゃいいんだよ。
酔ってなくてもウンコチンコ○ンコとか言ってりゃいいんだよ。
無責任なこと言ってるかもだけどな!
適当に生きても逆になんとかなったりするもんだよ。
捨てる神ありゃ拾う神もいんだから!
な!
おじさんはそう思うよ!
今度飲み連れてってやっから。
クラゲ眺めたら帰って風呂でも入れや!
(誰だこのキャラ)