平機関区の作業日誌

鉄道模型工作、鉄道趣味、クルマ、旅行などなど・・・

SLばんえつ物語号(その1)

2008年09月07日 | 旅行
一昨日はきぬやまスカンクさんからお誘いを受け、SLばんえつ物語号に乗ってきました。

きぬやまスカンクさん、HMRSさん、私の3人で朝4時に集合、磐越西線山都駅を目ざし、車でいわきを出発。
途中の猪苗代町では、旧沼尻鉄道会津下館駅跡に寄ってみました。

この道路が線路跡で、何となく線路跡だと感じさせるような雰囲気です。(奥のほうが川桁駅方向)
手前右手に会津下館駅があったそうで、道端には看板がありました。


昔の写真にWCが写っていますが、これが何と今でも残っています。


写真では陰になっていますが、左側には当時のWCの文字もそのまま残っています。


建物自体に目立った特徴は無いですが、注目すべきは藍染めの便器です。
噂には聞いていましたが、よくぞ残っていたものだと思いました。


山都には7時頃に到着、新津まで乗車する223Dまで時間があり、駅東側の一ノ戸川橋梁で222Dを撮影しましたが、
先頭のキハ47が切れてしまいました。


撮影後、山都駅に到着。下り223Dを待ちます。


山都駅には煉瓦造りの古い油脂庫があり、現在は除雪用具の保管に使われているようでした。


除雪用具保管庫?の錠前。私はこのような形の錠前は初めて見ました。


山都7:33発の下り新津行223Dが入線、新津寄りのキハ48 523に乗車しました。


津川を過ぎ、車窓左手に国道49号線の本尊岩トンネルが見えてきました。


終点新津には9:26に到着、信越本線新潟行の115系を撮影。


定刻どおり10:03にSLばんえつ物語号が到着、ホームは撮影会と化していました。


C57 180のボイラ銘板。キャブには三菱のプレートが付いていますが、ボイラは日立製だったのね。

(以下、その2に続きます)
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2 コメント

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新缶載せ替え (Brass_Solder)
2008-09-08 08:00:15
昭和32-34年に多くのC57のボイラが交換されています。
特に戦後製のは軒並みと言っても良いくらいです。
さすがに昭和21年ごろのは出来が悪かったのでしょうね。

交友社 SL No.3に掲載の車歴表では180号機は新缶載せ替えの記載がありません。
180号機と同じく新製配置が新潟で、途中酒田に移動しているものの最後は新津に戻り廃車、と似たような経歴を辿った181号機は昭和33年に載せ替えられていました。
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そういえば・・・ (平機関区)
2008-09-09 22:23:45
Brass_Solderさま:
なるほどです。C57と言えば戦前のイメージを抱いていましたが、180号機は戦後の製造でしたね。
しかも終戦直後・・・、いかにも工作精度が良くなさそうで、ボイラー交換も納得です。

またいろいろ教えてください。
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