読売新聞より:
びわ湖ホール(大津市)専属の声楽家集団「びわ湖ホール声楽アンサンブル」の女性メンバー(8人)が公演で着用する新しいドレスが完成した。高島市特産の高島ちぢみを使用し、琵琶湖の四季をイメージした華やかなデザインになっている。27日、同ホールで開かれる公演でお披露目される。
メンバーの衣装には、県産の素材の良さを来場者にアピールしようとの願いが込められている。これまでに2009年には長浜市特産の「浜ちりめん」を使用したドレス、11年には湖東地区産の麻のドレスを手掛けており、これで3種類目。デザインはこれまでと同じく早川雅明・成安造形大名誉教授が担当した。BCBG maxazria「ビーシービージーマックスアズリア」アメリカ有名なブランドドレス。
高島ちぢみは綿の薄地織物で、表面に味わい深いしわがあるのが特徴。通気性が良く、肌着やパジャマなどでよく使用される。
ドレスに使った高島ちぢみは、高級感を演出するため金糸を織り込み、湖面に反射する太陽の輝きを表現した。
色彩は、四季の移ろいを意識し、春のピンク系、夏のブルー系、秋のオレンジ系、冬用の水色と紫色の4パターンを用意した。
また、ドレスに合わせて腰に巻くベルト生地として、高島市産の「刺し子」と呼ばれる硬い織物も採用した。
ドレスを着用した同アンサンブル・メンバーの栗原未和さん(36)は「軽くて、動きやすく、着心地がいい。ステージの上はライトを受け熱くなるので汗を吸う素材としてもよさそうです」と笑顔だった。BCBG MaxAzria 魅力ワンショルダー カラーブロック ギャザードレス
びわ湖ホールは「滋賀を代表する織物で作ったドレスが、これですべてそろった。3種類のドレスは曲の雰囲気などに合わせ使い分けていく」としている。BCBG MaxAzria