サンダース大学付属高校 M4A1シャーマン ７６mm砲搭載型

ガルパン戦車６作目であるＭ４Ａ１シャーマン７６mm砲搭載型です。キットはタミヤ製でＴＶ版を再現しています。
大洗の車両を中心に作っていたので他の学校の戦車を作ろうと思い製作しました。
Ｍ４Ａ１のキットは入手出来なかったのでタミヤのＭ１スーパーシャーマンを改造して製作しました。

Ｍ１スーパーシャーマンから劇中仕様にするにあたり色々改造する場所があります。
足回りをタスカの垂直懸架サスペンション初期型に交換し、履帯をモデルカステンの可動履帯に変更しました。
この時起動輪にスペーサーを嚙ませるのですが、噛ませるとサイドスカートに干渉してしまうので取り付けません。
取り付けなくても問題なく履帯ははまります。

ディフレクターとクリーニングロッドは取り付けていません。

サイドスカートはＭ４シャーマンから流用していますがフロントフェンダーの部分で隙間ができてしまいます。
フロントフェンダーを切り離し、Ｍ４シャーマンと交換することで問題を解消しています。

ライトガード、サイレンガード、リアライトガードなどファインモールドの米軍・車両用アクセサリーセットを使用しました。
Ｍ１９１９車載機銃をＲＢモデルに、アンテナベースとアンテナをアドラーズネストの物に変更し、フラッグを付けました。

砲身の７６mmＭ１Ａ１の金属砲身が手に入らなかったのでファインモールドのＭ１Ａ１Ｃ砲身に交換しています。
装填手ハッチはＭ４シャーマンのパーツを取り寄せて使用しています。
スポットライトの穴と装填手ハッチ前のペリスコープを埋めてフラットにして丸いモールドを彫ってリベットを追加しています。

塗装はしていませんが砲塔内部に無線機を取り付けています。

全てのハッチは真鍮線を通して可動式にしています。塗装はタミヤアクリルのオリーブグリーンを塗装後エナメル塗料でウォッシング＆スミ入れをしています。
転輪ゴムはファレホのダークラバー、履帯ゴム部分はモデルカステンの転輪ゴム、エンドコネクターとＯＶＭ金属部分をメタリックグレイ、木部分をファレホのオールドウッドを塗装後にエナメルのクリアオレンジを塗装後に適当にウェザリングしています。

今まで製作した中で１番手を加えた作品になりました。難易度はそれほど高くありませんがパーツをそろえるのに苦労します。
そして１番制作にお金がかかった作品でもあります。
モデルカステンのシャーマン系履帯は作るのが大変で壊れやすいので出来はいいのですが、サイドスカートでたるみ表現が見えないのは残念なところです。