sxzhrsxczovgpywrhl

sxzhrsxczovgpywrhl

DX(ディスレクシア)な日々美んちゃんの場合私は自分の障がい

2012-02-16 06:37:58 | 日記
DX(ディスレクシア)な日々 美んちゃんの場合
私は自分の障がいがわからず大人になった
LD(学習障がい)の一種、読み書きに特異的なつまずきや困難さが見られるディスレクシアを抱えた一人の成人した女性(砂長美んさん)の日常を追うドキュメンタリー。彼女は、発達障がいが世間に知られるようになる以前に子供時代を過ごしたため、自分でもどうして文字がうまく書けないのか、読めないのか、テストが出来ないのか、分からないまま大人になった。勤め先からは、障がいが原因ですぐにクビにされ、偏見や無理解に苦しみながら生きてきた。自分と同じ症状で苦しむ仲間がいることを知り、生きづらさの原因が分かってからは、障がいに負けずに前向きに生きて行こうと決意し、得意分野を活かし自立に向けて力強く歩み始める美んちゃん。そこには、障がいを乗り越えて、自立に向けて力強く歩み始めた一人の女性の輝く姿があった。(作品資料より)

解説-DX(ディスレクシア)な日々美んちゃんの場合日本では一般にあまり認知されていない“ディスレクシア”と呼ばれる学習障がいを抱えた1人の女性の生き方を追ったドキュメンタリー。知能的には問題なく、外国語も習得できるものの、読み書きが困難な障がいを抱えたために転職を繰り返すことになった砂長宏子さんの生き方を通じて、この障がいに対する理解を求める。

あらすじ-DX(ディスレクシア)な日々美んちゃんの場合砂長宏子さん、通称“美んちゃん”は、見た目もおしゃべりも普通で友達も沢山いる。でも、書類や報告書作り、本を読むことが大の苦手。こうした困難さを理解されないまま大人になり、職場を次々とクビになってきた…>>『DX(ディスレクシア)な日々美んちゃんの場合』あらすじ全文

※ストーリーの結末が記載されていることがあります。ご注意ください

砂長宏子さん、通称“美んちゃん”は、見た目もおしゃべりも普通で友達も沢山いる。でも、書類や報告書作り、本を読むことが大の苦手。こうした困難さを理解されないまま大人になり、職場を次々とクビになってきた。子どもの時から、どんなに頑張っても成績が上がらない。問題は分かっても読み書きに時間がかかったり、文字を間違えたり、そのほか、うっかりミスが多いのだ。日本での大学受験を諦め、ロンドンの美術大学に入った美んちゃんは、ここで“ディスレクシア”の可能性が高いと指摘された。“ディスレクシア”とは、知能的には問題なく、聴覚、視覚の知覚的機能は正常にもかかわらず、読み書きに関して特徴のあるつまずきや学習の困難を示す障がいのひとつ。美んちゃんが好きなのは、苦手な読み書きとは関係のない、得意な料理の腕を活かしての料理教室やヘアメイクのアルバイトなどの仕事。高校生の時、両親が離婚し、それからはお母さんが働きながら育ててくれた。しかし、お母さんは最近まで美んちゃんがディスレクシアであることを理解していなかった。親子水入らずの会話も、本音の出し合いで対立したり、すれ違ったり……。ディスレクシアであることを隠したまま、何とか日本で就職。そのころ、ネットでディスレクシアについて調べてもほとんど出てこなかった。どうして良いか分からないまま1人で悩んでいた時、偶然にディスレクシアの啓蒙・支援活動をしているNPO法人に出会う。ここで、ディスレクシアで苦しんでいるのは自分一人ではなく、共に悩みを打ち明けられる仲間がいることを知り、自信を持って前向きに生きられるようになった。ハローワークに通いながら、美術展への出品、企業での講演、チャリティ駅伝への参加、障がい者によるビジネスプランコンテストへの参加と積極的に活動。美んちゃんは自立に向けて歩み始める……。


砂長宏子、渡辺ゆり子
DX(ディスレクシア)な日々 美んちゃんの場合