母上とデート

昨日母から電話が来て

急遽会うことになった。



なんだろうなぁ？と思ったら

北海道の親戚からメロンが届いたから～～～って



橋本の駅で１４時半に待ち合わせ。



・・・のはずが、なぜかもう着いちゃったと１３時半に電話。



ちょっと待ってよ

ここから駅まで、どうかんがえても２０分はかかるのよ？？

すぐいくからお茶してて



なんて、会話もそこそこに猛ダッシュ！！！




もう

１３時過ぎの電車に乗ってねって教えてあげたじゃん

何のために時刻表検索したんだか、意味無いじゃん

なんて頭の中では色々考えて、

でも、今は、とにかく早く駅に行きたい

そういう時ほど道が混んでる



ああもう



私、

年上の人を待たすのって苦手なんですよ。

身内でも、だめ。

今回は私の不注意ではないけれど、

もう、待っている・・・それだけで気持ちは物凄く焦る・・



市営駐車場に停めて、思い切りダッシュ！


待ってるって思うと、ほんとに焦る。



なんでかって？



私が一人でお茶とか出来ないから・・・。

時間持て余しちゃうから・・・。

母もタバコを吸わないし、きっと退屈してるんだろう！とか

そんな風に勝手に思い込んで気持ちだけが物凄く焦る



一人で座っている母が気づいて笑顔で手を振ってくれた。

この瞬間が一番ほっとする。


よかった・・無事だったのね？？みたいなさ～。


って言うか、

お茶くらい誰だって一人でできるよね。大人だし～～～～～




アホだな、私。



実家ってそんなに遠くない。

電車なら１時間かからないんじゃないかな？

車だともう少しかかっちゃうけど。



いつだって会えるのよ。



だけど、会えないんだよね。



今日だって何日ぶりかなぁ。



ごめんね、最近電話もメールもしてなかったねぇ

ものぐさなもんでさぁ～～・・・・



母は結婚して子供を産んだ私とは対等に話をするようになった。

自分の子供としてではなく、一人の大人として話をしてくれる。

父は今でも子供として接してくるけどね。


でも、そこが唯一の甘えられる場所って感じで嬉しいんだけどね





一緒にお店を見たりして時間なんてあっという間。

別れ際にメロンを渡されて持ってびっくり！

なにこれ？

３キロはあるんじゃない？？？って言うくらい重たかった



こんなに重たいのずっと持たせてたの？

なんで気づかないの、私


私より小柄な母が、こんなのをずっと持っていたのかと思うと

なんだか胸が苦しくなってくる


ごめん・・母上



しかも別れ際に私の手に封筒をねじこんできた。

孫のために使ってって。



車の中で泣いちゃいましたね。



なにげない会話の中で

塾って高いわ～～とか、またお米買いに行かなくちゃ～～とか、

そういう言葉って実はかなり不安にさせていたんですねぇ・・。


ごめんね、母上。



30もとうに過ぎてるいい大人なのにさ・・。


不安にさせてごめんなさい




あなたの子に産まれて私は幸せよ。

ありがとね。










私も自分の子供にこういう風にできる様になるのかな？

子供はそういう風に思ってくれるのかな・・・



もっと

もっともっとがんばっていかなくちゃいけないな。


そう感じる一日でした。