雑学由来辞典 スイートテンアマグリ

「忙しいあなたの代わりに新聞読みます」というメルマガで週1で書いているいろんな物の語源と由来のコラムです!

第46回 カスピ海ヨーグルトの由来

2005-09-29 10:15:25 | コラム
「腸内環境正常化」
こんにちわ、アマグリです。
夏の疲れが出てきたのか、近頃疲れやすいので
健康に気遣って野菜とかヨーグルトとかをまめに食べるようにしています。

ちょっと前に流行ってた、「カスピ海ヨーグルト」とは一体何者なのか?
何がカスピ海なの?について気になったので調べてみました。

家森幸男さん(現・京都大学名誉教授)という方が長寿の研究を
行うためにグルジアという国に行ったそうです。
グルジアはカスピ海の東に位置する国で、「センチナリアン」と呼ばれる
100歳を越えるお年寄りがたくさんいるそうです。
グルジアの人々は食事ごとに大量にヨーグルトを飲んでいたので、
長寿の秘訣はヨーグルトにもあるかもしれないと、菌を日本に持ち帰って
調査を始めたそうです。

初めて日本に持ち帰った時は1986年で、それからじわじわと人づてに
広まったいったみたいですよ!

ヨーグルトの菌では「ビフィズス菌」っていうのを名前をよく聞くと思いますが
カスピ海ヨーグルトは「クレモリス菌」「アセトバクター菌」という菌で
発酵温度が20度~30度と低いから作りやすいみたいです。
温度が高くないから、雑菌の繁殖も抑えられていいみたいです。

いろいろ調べていたら、カスピ海ヨーグルトが食べてみたくなってきました。
見つけたら、買ってみようと思います。


カスピ海ヨーグルトの通販で、ヨーグルト菌も販売してるみたいです。
一回手に入れると、けっこうもつらしいので、試してみようかしら。
以前、化学の授業でヨーグルトを培養したことがあるんですけど、
割と簡単にできるんですよね。
失敗すると違う雑菌が繁殖して、ピンク色になったりするらしい(笑


第45回 和民の由来

2005-09-20 20:46:02 | コラム
「秋めいてきましたね」
こんにちわ、アマグリです。
会社の近くに和民があって、お世話になることが多いのですが
この間和民に行って「秋刀魚の塩焼き」を頼んだら、秋刀魚が一匹
ドーンと出てきて驚きました。

今回は和民のルーツです。
「和民」とは、社員公募をしてその中から出てきた名前で、
人の『和』を大事に、和食を連想させるイメージだからこの名前に
決めたそうです。

会社の沿革を見ていたら、有限会社渡美商事(現ワタミフードサービス)が
つぼ八のフランチャイズを創めたのが1号店だそうですよ!

そこからフランチャイズを行いつつ、他のお好み焼きなどの店舗も
作ったけれど、最終的に和民の形に落ち着いて現在の形になったようです。
つぼ八のフランチャイズ契約を解除するときに、13店舗のつぼ八を「和民」に
変えたそうですよ。すごいですよね。

ワタミファームという農場も経営していて、
介護分野にも力を入れていこうとしているようです。
2020年には介護施設1,000棟というのが目標だそうです!

ところで、和民に納豆オムレツというメニューがあって、それが目当てで行ったり
していたのですが、少し前に改定でなくなってしまったようです、残念(;_;)

今週をがんばったら来週は連休続きですよ!
ではまた来週~☆


和民はお好み焼きの宅配事業も行っていて、
「KEI太」っていうチェーンも経営していたそうです。
最近見たことがないなと思ったら、経営に失敗したので
撤退したということです。
その他にも、いろいろと手を出して、失敗した事業も
たくさんあったみたいです。

社長が、「経営の歴史は失敗の歴史」「失敗があったから成功した」
という旨のことを言っていて、
よく聞く言葉ではありますが
「成功をしている人はいきなり成功をしたわけではなくて、
それまでの失敗の上に成り立っている」っていう
話を思い出しました。

ついつい自分は「成功をする」ではなく、「失敗をしない」
という無難な方を選んでしまうのですが。
失敗を怖がっていても前進しないなと、改めて思うのでした。

第44回 郵政の由来

2005-09-13 23:55:08 | コラム
「今週末は選挙ですね」
こんにちわ、アマグリです。
今週末は選挙ですね!みなさんは選挙に行かれますか?
今回の選挙の投票率は高そうですね!

今回の争点となっている、「郵政民営化」ですが
郵政の始まりはどんな経緯があるのか調べてみました。

郵政は、明治4年に前島密が駅逓頭(郵政長官)となって
東京~京都~大阪間に郵便を開始したのが始まりだそうです。
「郵便」「切手」といった言葉も前島密が発明したそうです。

それまでは郵便制度がなかったために書簡を届けたいときは
個別に飛脚に頼むという方法だったために高額であり、
政府の書簡を届けるために使われている費用が非常に
かさんでいたようです。
代わりにその費用を使って、国の事業として
民間の書簡の伝達も同時にやったらどうか、と考えたようです。

その後に前島は郵政の仕組みを視察するために欧米に行き、
切手を貼ってポストに投函するだけで、郵便を届けることが
できる仕組みに非常に驚き、導入することにしたようです。

しかし、郵政を導入する際には、それまで郵便事業を担っていた
飛脚業者の抵抗などがあり、大変だったようですよ。

経緯をたどると、元々郵政は民間の飛脚業者の反対を乗り越えて
国営化した事業なんですねぇ。
また民間の経営に戻そうという動きは何か不思議というか
皮肉というか、そんな印象を受けますね。

今週末の動きは非常に気になりますね!

ではまた来週~☆

今回の投票率は小選挙区が67・51%、比例代表が67・46%
だったそうで、前回よりも7・65ポイント上回り
96年に小選挙区比例代表並立制が導入されて以降の
計4回の衆院選で最高の投票率だったそうです。

1億2千万の7.65%だと918万人です。
小泉さんの是非は置いといたとしても、
それだけの人を投票に行かせる関心を集められるというのは
すごいことだと思います。

カトリーナ

2005-09-08 12:25:30 | コラム
先日、第39回 台風の由来で、台風の命名の由来を
書きました。そのときに世界の地域別に発生したサイクロンの名前一覧を
発見しました。

http://www.aoml.noaa.gov/hrd/tcfaq/B2.html
↑このページ一番上の表が、メキシコ湾で発生したサイクロンの名前なのですが、
これを見ていたら、2005年の11番目のサイクロンがKatrina
という名前でした。

温暖化が進むと、台風やサイクロンなどの威力も増してしまうようです。
日本の台風もすごかったですし、地震も多いし、
世界的に気象が不安定でなんだか心配です。。font>

第43回 ホットドッグの由来

2005-09-06 23:22:27 | コラム
「ダックスフントな食べ物」
先週ぐらいでしょうか、コミックマーケットに出店していたネイサンズ
(ホットドッグのチェーン店)のアルバイト店員が、自分のブログに
お客のことを悪く書いて、会社が謝罪をした事件がありました。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0508/23/news037.html
最近のブログの影響力はすごいですねぇ。

今回はホットドッグについて調べてみました。
ホットドッグは、アメリカ生まれの食べ物なのですが、
もともとはドイツからの移民の人がソーセージをアメリカに
持ち込んでパンにはさんで食べたのが始まりなようです。

どうしてホットドッグなのか?ということについてですが
フランクフルトを短くしたものを、脚の短いダックスフントに
近いということで、ダックスフント・ソーセージと呼ぶようです。
これを焼き、パンにはさんだところから、「熱く焼いたドッグ(犬)」をはさんだ
パン、ホットドッグと呼ぶようになったという説があるみたいです。

ちなみにフランクフルトソーセージはドイツのフランクフルトで生まれたから
この名前みたいです。

ネイサンズについてもいろいろ調べてみましたが、
ホットドッグ早食い選手権で日本人の人が優勝しているニュース
見たことありませんか?
あの大会はネイサンズが主催の大会だったんです。
アメリカ本社のHPに、「Takeru Kobayashi 」の名前が!
http://www.nathansfamous.com/nathans/contest/hot_dog_contest_2005_results.php

気になったので、先ほどネイサンズでホットドッグを食べてきてしまいました☆
マスタードかけ放題、オニオンも自分でのせられて、
なかなかおいしかったですよ。

ではまた来週~☆

ネイサンズのレシピは創業者の奥さんが作った
レシピだそうですよ。
日本には、2003/12/18に原宿にできたのが1号店みたいです。
けっこう最近できたんですね~