ef - a tale of memories. 第12話（最終話）「love」

第12話（最終話）「love」

昨日のわたしから
明日のわたしへ…

いつものように日記を書き記す
でも、いつもとは違う内容
蓮冶と楽しく幸せなときと決別を書き記す

以前のわたしに戻るだけ…


OPは最終回仕様
曲も『euphoric field （Japanese.ver）』
曲を聴いただけで感激したのに
画も最終回仕様
その絵を見てちょっと安心
いい方向で終わりそうな予感＾＾



OPからいい演出をしてくれます＾＾


千尋ちゃんとのときを想いめぐる蓮冶
でも、そこにはもう千尋ちゃんはいない

千尋ちゃんと別れて
13時間はとっくに経過していた
もう千尋ちゃんの記憶からは
楽しかった記憶はもうない
僕との記憶は…

蓮冶は火村さんを訪ね
千尋ちゃんはいつも通りと聞かされる
そのいつも通りとは、
蓮冶と出会う前の千尋ちゃん

千尋ちゃんは、記憶を忘れるのではない
脳そのものに記憶されない。
13時間で消えるメモ書きを繰り返しているだけ…
奇跡が起こり病気が治ったとしても
一度消えたメモ書きは戻ってこない

そしてこの世に奇跡など存在しないと告げる火村

あるのは必然と偶然
あとは自分が何をするか
それだけだ。

愛した女性（あいて）に手が届かなくなることは辛いことだ
だが、いつまでも引きずっていると
心にその重さが辛く圧し掛かる
忘れろとは言わない
その重さを背負って生きるのも
生き方のひとつだ。

火村さんはそんな行き方を選んだようです


『明日なんか来なければいいのに…』
塞ぎこむ蓮冶
そんな蓮冶に母親は
『明日は今日よりいい日かもしれないじゃない』と…
その言葉が千尋ちゃんの言葉とダブル
『そんな訳がない…』
逃げるように家を飛び出す蓮冶


そこで久瀬さんと出会い
良きアドバイスをもらう

夢を叶えるためには―――

夢を叶えるには夢そのものがなくてはいけない
当たり前のことだがとても重要
想いなどが…
その想いを忘れずずっと想い続ける
それが夢を叶える第一歩

その想いが不可能なことだったら―――

奇跡を待つしかない

でも、時には行動の結果が必然となり
それが偶然と重なって
夢が叶うことがある。

それが奇跡と呼べるかは解らないが…

言えることはひとつ

『想いがなければ何も起きない』


想いがあっても
千尋ちゃんの一度消えた記憶は戻らない…
今日もあの場所に自然と足が向く蓮冶
で、その場所には
千尋ちゃんが

上を向いている千尋ちゃん
涙を堪えるように…

「あの…
　変なことを聞いてもいいですか。」

「以前、わたしと会った方ですか？」

あらためて現実を痛感することに…

「僕は覚えているのに。
　僕は全部覚えているのに…
　忘れることなんて出来ないのに…」

ここで奇跡・偶然と呼べることが…

突風が吹き
夕暮れの空にあの紙飛行機が…。

紙飛行機を必死に追う蓮冶

その日記はあの最後の日のページ
そして千尋ちゃんの想いがたくさん詰まったページ


「蓮冶くんはわたしを苦しみから救ってくれたナイトでした」

「忘れてしまうけど、消えてしまうけど…
　でも…
　わたしは、蓮治くんのことがが大好きです。」

「どんなに時が経っても　わたしから全てが消え去っても…
　いまこの瞬間のわたしは、蓮冶くんのことを心から愛しています。」

「蓮冶くん、いままで本当にありがとう。」

「そして、
　さよなら…」


まだできることはある。
無駄かもしれないが

蓮冶は、街に散らばった日記のページを探し集める

そして―――

あの千尋と出合った駅

千尋ちゃんは、まだ上を向いたまま…

集めた日記をもって駅に戻る蓮冶

まだ足りないけど
必ず全部集めるから
だから、僕のことを…

蓮冶の想いに応えるように
千尋ちゃんが想いを話し始める

「13時間って長いんですね。」

「ダメなの…
　蓮治くんのこと忘れなきゃいけないのに、想いかえしてしまうんです。」

「できないんです…
　13時間も蓮冶くんのことを考えずにいるなんて。」

千尋ちゃんの蓮冶に対する想いは
忘れようとしたことによりさらに強まる
蓮冶を忘れることなんでできない。

蓮冶も千尋ちゃんの想いに応えるように
千尋ちゃんを抱きしめる

「もう忘れさせない、忘れさせない」

「何があっても、
　　僕はずっと千尋と一緒にいる！！」

蓮冶の想いが
12歳そして13時間の鎖から
千尋ちゃんを解放する。

「絶対、ずっと一緒だから。」


【Bパート】

『誰もが、
　　神に一度は願ったことがあると思う…』

『めぐる想いと
　　人々の絆がつくりだす
　　　　その先にあるそれは…』

優子さんの語りで始まるエピローグ

【coda. dream】

以前から話にあったように
サブタイトルの頭文字をつなげると
『euphoric field』
になるという訳です。

夢を叶えるには
夢を思い続けることが、第一歩


蓮冶は夢を見つけ

千尋ちゃんは夢を叶えた

紘は、ずっと探していた色が見えた

みやこちゃんは、夢はまだ見つけられないけど
紘と一緒にいるという生き方を見つけた。

京介は、撮りたい映像が何だったのか見つける

景ちゃんは、今をおもいっきり走り続けたい

夢は、まだ始まったばかり
　　夢の続きには一緒に歩いていく大切なひとが隣にいる

EDへ…

ED後
ひとりの少女の手に紙飛行機が…

その女の子は優子さん

火村もやっと教会の扉を開く
その扉の先には、優子さんが笑顔で待っていた

「ずいぶん長いこと待たせちまったな」

これで優子さんと火村さんも。

ラストメッセージ



【総評】
第1話で独特の演出に違和感を感じたわけですが
それも物語が進むにしたがって
とても物語りに合った演出だと感じるようになってました。
そして、すっかりこの物語に引き込まれていた。
個人的には文句のつけようがない作品です＾＾
ゆえに、今期始まったアニメの中では最高の評価を与えてます。
独特の演出で初めの数話で見切ってしまた人にも
是非見てもらいたいものです。
そのうち物語に引き込まれていると思います。
最後にスタッフの皆様に感謝とお礼を申し上げます
そして、わたしの記事を読んでくださった皆様に感謝いたします。



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