まだ、紅白歌合戦出場の興奮さめやらぬ頃ですね。
僕の記憶では、スタッフが用意したいくつかの被写体を能年さんが自由に撮影する様子を、そのままCMにしたそうです。花は自分で活けていましたし、「かわいい」とか、「ぴょーん」とか、「すげえ」とか、
能年さんらしい独り言も自然にどんどん出てきます。
この「おぉぉぉぉ！ウサギが！」と驚く場面も確か、テーブルの上の紙袋を取ったら中からウサギが現れて、本当にびっくりした時のもの。違ったかなぁ。当時、メイキングでそんな映像を見たような気がするんだけど…。
このうさぎがまた、ぬいぐるみかと思うほど全然動かなくて。そして最後に、あの大発見。
「あ、まつ毛… まつ毛がある…」は、一連の独り言の中で、特筆に値するかと。
(^-^)
能年さんの自由な振る舞いの中で、鋭い観察眼が光った瞬間でしたね。
これが台本通りの演技だったら、自然すぎて恐ろしい。
( ﾟдﾟ)
お芝居に没入している能年さんも、普段の能年さんも、実は僕には区別がつきません。
いえ、あえて言えば、どちらも普段の能年さんにしか見えません。
役者さんがよく、「役になりきる」なんて言いますが、
能年さんの場合は自然な演技がすっと心に沁みてきて、どれも能年さん自身の振る舞いに見えます。
こっちのほうが、どれだけ凄いことか！
