賢治とゆかりのある教会で、当時からあるオルガンの音色に聞き入るのんさん。「100年以上残っているものですので、ものすごく音が素敵でなんか柔らかくしなやかな感じで。」
佐藤さんから、チャイコフスキー交響曲第4番第4楽章について、「聞いたことないですか？」と尋ねられたのんさん。
「・・・」
なかったみたい。
(^^ゞ
これね。番組のホームページにあった、放送時間の関係で本編から泣く泣くカットしたという、盛岡高等農林学校での撮影シーンは。
賢治の有名な写真を真似てポーズをとるのんさん。
実はその賢治は、敬愛したベートーベンの絵画を真似ていたらしい。
「運命」を聴いた感想を、身振り手振りを交えて熱心に語るのんさん。
岩手大学構内での、朗読風景。吐く息が白く流れて、随分寒い中での撮影だったことがうかがえる。
番組のホームページによれば、のんさんがしている膝掛けも、スタッフが気遣って大学職員から借りたものだそうな。
最後に収録の感想を述べるのんさん。宮沢賢治が、様々なクラシック音楽に感銘を受けて、自分の作品に反映させ、作り上げていったことについて、
「賢治さんのように、自由な発想でいろんなことに触発されて、創作したり物を作っていけるのは素敵なことだなあ、とすごく憧れました。」
奇しくも、のんさんが希求する自分自身の姿と重なって、胸にグッときた。
案内役、探偵役、そしてナレーションに朗読にと、様々に演じ分け大奮闘だったのんさん。
次はアクションかな。コメディかな。のんさんの演技が早く全国のテレビに流れる日が来ますように。
