「桜」を初めて聴いた時、さくら、さくら・・・という言葉と、澄んだ歌声に、
衝撃を受けたものです。
この歌声は誰のもの・・・?
それが森山直太朗さんでした。
16枚目のシングル「「生きてることが辛いなら」」にも、歌詞に込められた想いが
伝わってきます。
言葉には魂があるといいます。
それが言霊(ことだま)。
森山直太朗さんの、歌詞には「言霊」があるのでしょう。
『生きてることが辛いなら わめき散らして泣けばいい』
そうそう、生きていて良かった・・・そう思えることは、何度もなくてもいい。
彼の歌詞から、そんなメッセージが伝わってきます。
『わめき散らして泣けばいい
夜に泣くのは赤ん坊 だけって決まりはないんだし』
そうそう、つらいときは、わめき散らしてしまえば良いのよね。
『生きてることが辛いなら 嫌になるまで生きるがいい
宇宙は小さな水のみ場』
つらい時はつらい、哀しい時は哀しい、疲れた時は疲れたって思うこともたいせつ。
「「生きてることが辛いなら」」この歌は、そう思わせてくれます。
そうそう、泣いたあとに見上げた星空があまりに美しかったり、
疲れたときにもらった一本の電話がとても嬉しかったり、
哀しい時に食べたラーメンが、恥ずかしいほど美味しかったり・・・
生きていて良かったことが、たくさん見えてくるものね。
森山直太朗 16th Single 「生きてることが辛いなら」